古い年賀状を捨てるタイミング、断捨離の基準

収納

年賀状のやりとりそのものを断捨離してしまう人も少なくないこの頃。我が家でも数年前に年賀状をやめました。

それでも届くんですよね。かかりつけ医や付き合いのある業者さん、親戚などから。

日常とは違って年に一度のことだから、年賀はがきの置き場所や保管期間についてあまり考えたことがない人もいるのでは?

古い年賀状をいつまで保管しておくべきか悩ましいところですが、私はいつも1月中に入れ替えています。

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新旧の年賀状、いつ捨てる?入れ替えタイミングは?

毎年年賀状を送る人はもちろん、自分から送ることはないという人でも、普段の生活や仕事の関係先からは届くものですよね。

手放すタイミングについては、

  • 実質的な付き合いのない関係(過去に取引があった企業さんなど)・・・当年の1月下旬
  • 親族や友人など・・・翌年の1月下旬
  • 特に保存しておきたいもの・・・気が済んだら手放す

ということにしています。

当年の1月下旬に手放す年賀状・・・思い入れがないもの

今年の年賀状が「お年玉付き年賀はがき」だった場合は、当選番号を確認したら処分します。

これは分かりやすいですよね。

翌年の1月下旬に手放す年賀状・・・付き合いがある相手からのもの

私はいつも、親族や友人・知人から届いた年賀状は必ず住所などのチェックをします。

変化があったらパソコンやスマホのデータを更新します。

そしてお年玉付き年賀はがきの当選番号をチェックしたら、先に届いていた喪中はがきと一緒に1年間保管。

年賀状を毎年作成する人は、喪中はがきも一緒に保管しておけば、来年の年賀状の送り忘れを防げます

全開
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書かない場合でも、相手の連絡先や住所などの情報が必要になることがあるかもしれないから、それらの確認はしておくといいですよ

気が済んだら手放す年賀状・・・特に残しておきたいもの

うちの実家では、父の友人が毎年くれた手作りの版画をずーっと保管していました。

私は友人からの手作りの年賀状を毎年保管していました。今どき珍しく文字はすべて手書きで、素敵なちぎり絵なんです。ネットで知り合って、会ったことがない相手ですが毎年楽しみにしていました。

「気が済んだら手放す」とは、決して無期限で際限なく何枚でも保管しておくということではありません

思い出の品などを保管しておく箱に入れておき、中を定期的に確認して、「存在を覚えていなかったもの」「大切だと感じなくなったもの」については手放すんです。

全開
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思い入れのあるものは、無理に断捨離のサイクルに組み込む必要はないけれど、不要なものをため込まないように気をつけることは大切です

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余談:私が年賀状を続けていた理由

わざわざはがきを買って、プリンターのインクも買って、ポスト投函期日までに急いで年賀状を作って…なんていう努力をしなくても、SNSやスマホアプリですぐにメッセージを送ることができる時代です。

数年前に年賀状を出すのをやめたけれど、それまでは、改めてはがきを書くことで相手のことを考えるいい機会になっていました。(今はそれだけの時間的余裕がないのが申し訳ない…)

「思いやり」という言葉は、「相手に思いを遣(や)る」という意味ですが、年賀状に手書きメッセージを書いている時はまさに相手に思いを遣る時間そのものだと感じていました。

全開
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高校時代の担任の先生は、たった数十円で相手と1年間つながっていられるんだから、年賀状はコスパが高いって言ってた

↑私は季節行事においてコスパを意識することはあまりないけど、理科の先生がこう言ったことがありました。

年賀状をやめたのは、年賀はがきの値上げが理由ではなく、本当に時間の余裕がなくなったから。それと、大事に思う相手とはすでにSNSやリアルでつながっているから。年賀状をやめても関係が壊れないことを確信したから。

年賀状の文化や手書きの良さは理解しているし、もらうともちろん嬉しいけれど、年賀状を出さなくなっても特にデメリットはありませんでした。

生活や時代の変化によって、今後もやめること、取り入れることがあると思うけれど、自分が大事にしたいモノ・コトは何なのかを中心に、ストレスなく暮らせることを優先したいです。