食品バイヤー&開発職を長年やっていた私は、実生活では毎日スーパーに寄って総菜を買うよりも安くて時短になるメニューばかり採用します。
我が家では乾物を数種類ストックしていて、おかずが物足りない時や栄養バランスをUPさせたい時など、便利に使っています。
うちで常備しているものや、日常的に作っているものを紹介します。
あ、リアル日常の画像ばかりです。オシャレな様子は出てきませんのであしからずw
おすすめの乾物はこんなにある!
まずは最初の写真にあるのは
- わかめ
- 刻み昆布
- ひじき
- 干ししいたけ(スライス済)
- 千切り大根
- 大豆
そして
↑おからパウダー、高野豆腐、かつおぶし。あと、冷蔵庫にポテトフレーク(お湯を注ぐとマッシュポテトになるやつ)など、いろいろ取り揃えてます。
乾物のいいところは
- 常温で保存できるから冷凍庫のスペースを取らない
- 賞味期限が長い
- 必要な量だけ使える
- カット済みの商品が増えている(調味料とセットになったものも増えている)
- 栄養価が高いものが多い
など。
昔の人が保存性を高めるために考えた「乾燥」は、天日干しや熱風による方法があります。
我が家にあるものはどれも簡単に使えるのでオススメです。多忙な人にとって「めんどくさくない」は超重要ですよね。私はそこをクリアできるものしか使いません。
私が作る簡単料理たち
わかめの使い方
私は乾燥カットわかめばかり使います。手軽に使える海藻!
味噌汁の具はもちろん、酢の物、麺類のトッピング、卵焼きの具に。
刻み昆布の使い方
↑左は刻み昆布とさつま揚げの煮物。右は高野豆腐。
地味なおかずがおいしいんです~。キッチンばさみでテキトーな長さに切った刻み昆布と、これまたテキトーに切ったさつま揚げを煮るだけ。戻す手間がかからないから、数分でできますよ。油揚げやにんじんを使っても。
刻み昆布は千枚漬けとかに使う人が多いのかな?我が家は子どもが漬物の良さをまだ理解できなくて苦手だから、漬物は滅多に作らないけど。。。
ひじきの使い方
↑白あえ。普通にはひじき、豆腐、にんじん、ごまのやつです。
煮物にする場合は、にんじん、油揚げ、ちくわ、しいたけ、さつま揚げなど、その時の気分でいろいろ変えています。これまた鍋で大量に作って冷凍しています。混ぜご飯にも使えますよ。
あとはサッと茹でてサラダに入れたりも。鉄分が豊富だからちょくちょく使います。
干ししいたけの使い方
スライス済みのタイプは、戻さずにそのまま使えるのがいいところ!ひじき、卯の花、炊き込みご飯やみそ汁など、すぐに使えてとても便利です。思い立ったらポイポイ投入して栄養価もうまみもUP!
戻した後に軸を切り落とす手間もかからないから、私はスライス済みのを使うことが多いです。
スライスされていない通常の乾しいたけは、レンジで戻す時短ワザが有名らしい(?)けれど、苦味が出るのでオススメしません! 帰宅してすぐに使いたいなら、水に浸けたままボウルや鍋ごと半日ほど冷蔵庫に入れておけばいいんです。←私が知っているしいたけ屋さんもこの方法で戻しています。やってみてね。
切干大根の使い方
切り干し大根は、少量のベーコンと一緒にコンソメで煮るのがオススメ!うちの子どもにも人気です。定番の和風の煮物でも、油揚げ、干ししいたけなど具材を変えれば飽きません。
鍋いっぱいに作って冷凍すれば、弁当のおかずにも便利です。
大豆の使い方
↑大豆の豆ごはんをたまに炊きます。
いつも普通の大豆と青大豆を常備しています。たまに黒大豆も使います。
冷蔵庫で半日ほど水に浸けたら、塩ゆでするだけでおいしく食べられます!特に青大豆はうますぎてビビるから、騙されたと思ってやってみてください。いい箸休めになります。いろどりもよし。
いずれも煎り大豆ではなく乾燥させた大豆を使います。水戻しするとかさが増えるので、乾物はコスパもいいですよ。
豆ごはん、塩ゆでの他は煮物のトッピングやチャーハンの具にすることが多いです。
おからパウダーの使い方
↑鍋にいっぱい卯の花を作っています。冷凍したい時はこんにゃくを使わず。
揚げ物の衣にしたり、ホットケーキミックスと混ぜてスコーンやクッキーを焼いたりもします。
大豆製品だから、小麦オンリーよりも栄養価を上げつつ食物繊維も少し取れていいですよ。
高野豆腐の使い方
さっきの刻み昆布の右側の写真に高野豆腐が写っていました。
うちは時短のためひとくち大のサイズにあらかじめ切ってあるものを買います。軽く沸騰させただし汁に投入するだけで簡単!
実家では、グリンピースとたまごとじにするのが定番でした。
私のオススメは、玉ねぎ、にんじん、ベーコンと合わせてコンソメで煮ること!これまた子どもにも好まれます。
玉ねぎ・にんじん・干ししいたけと煮てたまごとじにしてもおいしい。
汁気を多く含むので満足感も得られます。←大食いファミリーには重要ポイント
かつおぶしの使い方
ゆでた小松菜やキャベツにかけて、醤油もかけて、完成!
油揚げにチーズをのせてトースターで焼いたら、かつおぶしをのせて醤油をかけて完成!
…ってなことをよくやります。
かつおぶしにもグレードがありまして。スーパーで売ってる安価なものは、一括表示に「かつおぶし」ではなく「かつおのふし」と書かれています。少量ずつパックされた一番安いやつね。
本当は我が家も本枯れ節(カビ付けを4回以上行ったもの)を使えればいいんだけど、普段使いならコスパ重視で「かつおのふし」でOK。なぜなら超多忙な日常において、かつおぶしの香りをゆったり楽しむ暇がないから…ただ、メーカーでいうとにんべんが好き。だし醤油とかの調味料関係もおいしい。
ポテトフレークの使い方
まず、お湯を注げばマッシュポテトができるポテトフレーク。これはマッシュポテトとしてだけでなく、チーズをのせてオーブンで焼いたり、アッシ・パルマンティエ(炒めたひき肉とマッシュポテトを交互に重ねてオーブンで焼いたもの)にしたり、なかなか使い勝手がいいです。
私はネットかアミカで入手しています。
…と、こんな感じで我が家では乾物を使いまくってます!
乾物メーカーさんと話していると、乾物が売れないと調味料も売れない、調味料が売れないと乾物も売れないという関係にあり、調味料をセットにしたミールキット的な乾物を発売したりしているそう。
なんとなくめんどくさそう、使いにくそう、地味…というイメージから、積極的に使いたがらない人も少なくない乾物…実は簡単に使えて、忙しい人にも便利なので、私は好きですよ!