食品保存容器いらない!ミニマリストの保存グッズは3つだけ

収納

作り置きや残り物のおかず、保存容器やジップロックにわざわざ移していませんか?

家事の時短のためには使わない方がいいし、実際ジップロックがなくて困ったことはありません。

食品業界で15年勤めた私は次のようにしています。

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タッパーやジップロックがいらない理由

食べ物を保存するための容器が、いわゆるタッパーやジップロックじゃないとダメな理由を答えられますか?

はい、「密封性が高いから、食品が乾燥したり酸化したりして風味が低下するのを防いでくれる」という目的があるのは確かです。

が、これらをメーカーの意図通りに正しく使い続けることができる人は、実は少ないんです。

空気を抜かずに冷蔵庫に入れていたり、袋タイプのジップロックを洗って何度も使ったり、タッパーを洗って自然乾燥しただけだったり。。。

それに、密封することはできても、冷蔵庫の開け閉めによる温度変化は防げないし。

というわけで、私は両者を使っていません。

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冷蔵なら、鍋ごとor普段の食器にラップで大半はOK

↑ラップとアルミホイルのケースについてはイデアコ・無印・100均セリアのラップケースを比較 色味や質感、強度は?をご覧ください。

私は夕食の準備を早朝にしていますが、冷蔵庫に入れる時は調理に使った鍋ごと、または夕食に使う食器に移してラップをかけています。

2日分などあらかじめたくさん作った料理は、次の食事に使う食器を熱湯やアルコールで消毒してから移し、これまたラップをかけて冷蔵庫へ。

塩辛とか梅干しとかは、買った時の容器から食べる分だけを清潔な箸で取り出すだけです。

…と、タッパーが必要な場面が出てきません。

まぁ究極のミニマリストで、家族の人数分、食事1回分の食器しかありません!という家庭だと無理だろうけど^ ^;

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冷凍ならラップにくるんでビニール袋でOK

↑うちの冷凍庫です。冷凍庫の記事については整理収納アドバイザーなのに適当すぎる冷蔵庫の中【web内覧会?】をご覧ください。

上の画像のジップロックは、親戚にもらった食材(ジップロックごともらった)です。。。

肉や野菜を冷凍する時は、いつも1回分の使用量をぴったりラップに包んで、ビニール袋に入れています。

そもそも家庭の冷凍庫では急速冷凍はできない(緩慢冷凍しかできない)ので、どうしても食材の食感や風味は低下するものだし、長期保存しない前提だから、保存専用のグッズを使う必要あるのかな?といったところです。 

逆に冷凍食品メーカーならスパイラルフリーザーとかで瞬間凍結させて、巨大な冷凍倉庫で長期保存できるんだけどね。

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常温なら輪ゴムorクリップでOK

↑常温保存できるものは、開封した袋そのものに100均のクリップを留めておくか、輪ゴムを巻くか。単純です。

開封した時点で酸素に触れているんだから、ジップロックに入れたところで(…以下略)。あとは早めに消費しましょうね。

茶葉やコーヒーはどうする?

↑使い回しの画像でソーリー。緑茶の茶葉はステンレスの缶に入れています。

空気に触れるのは仕方ないとして、光を遮断したいので。

よく、プレーンやココア味のバウムクーヘンは中身が見えるパッケージに入っているのに、抹茶味だけはアルミパックに入っていて中が見えない、というパターンがあります。抹茶スイーツだけは光を通さないという。

あれはお茶の緑色が光りによって退色しやすいからなんです。クロレラ粉末を添加して変色しにくくした抹茶パウダー(←特許取得品)もよく使われているけれど。

あと、レギュラーコーヒー(粉)も、温度や湿度、光による変質が起きやすいので、できれば少量を買って新鮮なうちに消費することをオススメします。↑といいつつ、うちは光を通す容器(右端)に小分けしていますが^ ^;

開封後3日で酸化を感じます。

我が家はコーヒーの消費量が多いから適当にやってるけど、冷蔵庫で定温・定湿保存できればいいですよ~。

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唯一使う保存容器は野田琺瑯

↑なんだかんだ言って、野田琺瑯だけは持っています、すみません。

味噌用です。

味噌ってわりとデカいし茶色いので、これをモノトーンにできたらなぁ…という理由で数年前に買いました。保存のためというより、見た目の問題でした(-_-)

これを買った当時は冷蔵庫の中もモノトーンにしたかったんです。でも実際、冷蔵庫にあれこれ収納用品を入れたりしたこだわる暇がない。。。食品の消費サイクルも早いし。ということで野田琺瑯1個だけです。

味噌も光や空気に触れて色が濃くなりますよね。早めに消費しましょうね。ハイ。

あ、液体調味料を詰め替えない理由については私が液体調味料の詰め替えをやらない理由【バイヤー目線】で触れています。

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まとめ ラップ・ビニール袋・輪ゴムがあれば大丈夫

基本的に日本の家庭では食品を長期保存することは少なくなっています。

そして、生鮮食品でも漬物でも乾物でも、包材メーカーは工夫を凝らしてかなり高性能のパッケージを開発しています。

私はわざわざそのパッケージを捨てて保存容器に移す必要はないと考えています。

買ってきた容器をそのまま使う・いつもの食器を消毒して使うことで、保存容器をスタンバイさせておくスペースが不要になるし、保存容器を洗ったり片付けたりする手間も減らせます。

そんなこんなで、私は保存容器の必要性を感じないことと、家事の時短のために、ジップロックもタッパーも使わない生活をしているのでした。

全開
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おせちを詰める重箱は持っていますが、子どもの教育のために買ったものです…

お正月だけじゃなく、ピクニックにも持って行くようにしています