【体験談】築16年目の床下点検の結果と白アリ、実態と継続契約は…

注文住宅・住宅ローン

築16年目の在来工法の我が家。白アリ防除の業者さんに床下点検に来てもらいました。

同じ築年数の家に住む同僚は「〇キブリが出る=虫がいるってことだから、ゴキ〇リを見かけるまでは白アリ対策は必要ない」と言っていて、なるほどそれもひとつの合理的な考え方なのかな~と思っていたところです。

結果として、うちは業者さんに来ても,らってよかった!契約を更新してよかった!

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床下点検のメニュー

白アリ防除業者さんの床下点検の内容は…、

  • 家の外周の目視(基礎と地面の間などスキマにアリの巣ができていないか)
  • 床下に潜って目視(配管の水漏れ、断熱材のカビ、木部の腐食、金属のサビが発生していないか)
  • 床下から木材をハンマーで叩いて音を確認(柱の中に虫食いがあると分かるらしい)

というもの。我が家の建築時の図面を見ながら行われました。

我が家の場合、新築時に10年間の保証(瑕疵に関する保証)がついていて、それを白アリ関係に限って5年延長できる契約をしていたんです。

今回はその保証が終わる前の点検でした。

全開
全開

「保証が終わる前の点検」だから、今回の点検で何か被害が出ていれば修繕してもらえるというものでした

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点検結果は「16年とは思えない…」

床下点検は、点検口から床下に潜って行われます。

我が家の点検口は床下収納と兼用になっていて(多くのお宅でもそうですよね)、洗面所に設置してあるので、業者さんが目にするであろう場所をいつもより丁寧に掃除しておきました。…定期的に来客があると家がきれいになりますよねw

で、肝心の点検結果は、「築16年と思えないほどきれいです!正直こんなきれいなお宅にはほとんど出会いません」というもので、業者さんも私もびっくりでした。

以前 【築15年キッチン】排水詰まり 業者の対応と費用40万円を0円にできた話 で書いたように、キッチンの排水が詰まって室内や床下に水漏れが発生してしまったこともあるし、普通に生活していても床下はジメジメしているもの。

16年も経てば何かひとつくらい変なことが起きていても仕方ないんじゃ…とビクビクしていたんです。

でも

  • 断熱材のカビ
  • 木部の腐食やカビ
  • 金属部のサビ
  • 配管の水漏れ
  • 生きている虫の存在

このすべてが皆無でした。ホッ。

特に断熱材に関しては通常はどこのお宅もカビだらけです。

床下収納をガムテープ等でふさいでしまったり、自ら通気性を悪くしている方が多くて…

とのこと。

我が家は床下収納をよく開閉しているし、収納ボックスそのものを洗うことも。それだけで床下のすべてが清潔に保たれるとは思わないけれど、それでも普段の使い方は大事なんだと感じました。

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保証10年延長で17万円と言われ…

築10年までは住宅メーカーの保証があり、10年点検の時にその後5年間の保証延長をお願いしていた我が家。

今回、防除業者さんから提示されたのは「白アリ被害の保証のみ5年延長で10万円」「白アリおよび床下の腐食等の10年延長で20万円のところ、割引で17万円」の2つのプランでした。

ちなみにいずれも、現在の新築時の保証や延長保証が一度でも切れてしまうと、再契約はできません。更新のみ可能というものです。

そばで業者さんの説明を聞いていた夫に「どう思う?」と聞く必要もなく、我々は10年延長を即決しました。

これからあちこち傷んでいく家。17万円で床下の安心を買えるなら安いもんですよ。木材の腐食や白アリ被害で建て替えが必要になった場合、その費用を全額保証してもらえるんだしね。

ここでふと思い出したのが、同じ築年数の家に住む同僚の言葉。

ゴキ〇リを見かけるまでは白アリ対策は必要ないって大工さんから聞いた。

〇キブリはアリを食べにくるらしいよ!

うちはまだGが出てないし、家にお金を掛けたくもない。

白蟻対策なんて、Gが出てから業者に相見積もり取って、安いとこに頼めばいいと思ってる

私が「予防」に力を入れるのに対し、彼女は「事後対応」で解決する派。かつ、彼女は60代で、10年、20年先もリフォームや修繕をするつもりはなく、もし家が深刻なダメージを受けたとしても応急処置だけでOKだと考えているそう。

だからどっちが正しいという話ではないのだけど、私は「もし家が傷んで建て替えることになったら多額の費用がかかるんだから、それを防げるんだったら防ぎたい」という思いが強くて。リフォームや建て替えをするとしても、自分のタイミングでやりたいしね。(シロアリにタイミングを合わせるのは嫌よ~…!)

…と、そんなわけで、10年後も新築同様のきれいな床下であることを祈りつつ10年延長をお願いしたのでした。

工事は来月です。

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