かつて会社や自宅の机の整理、片付けが苦手で、いつも散らかっていました。「全開ちゃん、机の下をちょっと片付けようか…」と先輩から声をかけられることもしばしば。
が、今は整理収納アドバイザーとして、人にアドバイスできるまでに。
使いやすく散らかりにくいデスク収納とはどんなものか、ちょっと書いてみましょう。
引き出しの中がゴチャゴチャになる理由と解決のヒント
簡単に言うと、「取り出しやすく戻しやすい状態じゃないから」ということなんですが、具体的には次の通りです。
「よく使うもの」と「あまり使わないもの」が混在
多用するペンや付箋などと、使用頻度が低いものが同じスペースに混在していると、それだけでとても使いにくくなります。
よく使うものはサッと取れるように引き出しの手前側、あまり使わないものは奥・・・など、収納場所を分けるといいですよ。
あ、インクが出なくなったペンみたいに「あまり使わない」どころか「二度と使わない」ものがあるという人はすぐに撤去しましょう。。。
「今使っているもの」と「予備(買い置き)」が混在
ボールペンの替えインク、未開封のクリップなど、買い置きが「現在使用中のモノ」に紛れていると、取り出しにくいですね。
これも予備は分けて収納するのが吉。ただし、買い置きは1箇所で管理して、「何がどれだけあるか」「不足しそうなものは何か」がすぐ分かるようにしておくことも大事です。
大きさや形が異なるモノが混在
例えば書類とお菓子と電卓が混在している状況とかね。
必要な小物がA4サイズの書類で隠れてしまって見つけにくい…なんてことが頻発しそうです。
小さいものは、同じカテゴリのもの(例えばペン各種)、同じアイテム(例えばいろんなサイズのふせん)などをまとめて、仕切りのあるケースにしまうとスッキリします。
取り出しやすく、片付ける時にも戻しやすい収納にすれば、散らかりにくくなります。
「急ぎの案件」と「終わった案件・かなり先の案件」が混在
複数の仕事を同時進行でやることは多々あるけれど、スムーズに仕事を進めるには、「分ける」が大事!
きちんと管理できている状態のデスクは、急いでいる時ほどその威力を発揮します。さらに案件ごとの個人情報が混ざってしまう・大事なメモを紛失してしまうといったアクシデントを防ぐこともできます。
すぐやる仕事と来週でOKの仕事があるとすると、来週の案件は一旦引き出しに片付けてしまいましょう。
期限が近い順に並べたり、緊急度によってファイルの色を変えておいたりしてもいいですね。
私のデスクの整理収納
激務時代、限られた時間で少しでも多くの仕事を片付けるために、私のデスクは効率重視となりました。
今は機密情報ばかり扱う仕事をしているので実物はお見せできませんが^ ^;
引き出しの使い方
ペン、ふせんなど、毎日必ず使うものを浅い引き出しの手前にひとまとめにしています。その奥には「今日使う資料」を入れています。
今使いたいものは浅い引き出しにすべて入っている!という状態です
中段の引き出しはお菓子やマスク、ハンドクリームなど、私物を入れておくのがオススメです。ここ、書類にも筆記用具にも合わない深さだから。。。奥には予備の文具をスタンバイさせています。
下段の深い引き出しは書類用。取引先別にファイルを用意して、50音順に立てて収納しています。
古くなった書類は保存期間が過ぎたらPDF化し、紙はシュレッダーへ
利き手に合わせてレイアウトを工夫する
私はペンは左手、パソコンのマウスは右手で使います。電話機は右、ペンスタンドは左に置いていて、メモを取りやすくしています。
デスク上や引き出しの中の配置を少し変えるだけで使いやすくなります。
今日やる仕事だけデスクに出して、明日以降のものは引き出しに入れておくというのもいいですよ。仕事が終わりに近付いていくのが目に見えるし^ ^
業種・職種によって使う道具は様々だけど、不要なものは取り除き、使用頻度別や使うシーンごとに分けるのがオススメです。