地震や水害などの天災で外出や買い物ができなくなった時のために、3日分の食品をシンプルな方法でローリングストックしています。
長期保存可能なものを買い揃えるのではなく、「備える」と「消費する」の繰り返しです。
誰でもできるやり方を書いておきます。
袋1枚に1日分の食べ物を入れるだけ
1日にこのくらい食べるかな、という量の食品、お茶などを袋に入れる。基本的にはこれだけです。
我が家は4人家族だから大きめのレジ袋を使っているけれど、家族が少なければジップロックでもいけそうですね。
災害時のストレスを少しでも和らげたいということで、日頃から食べ慣れたもの、好きなものを入れておくのがオススメです。
食糧を詰めた袋は、我が家ではクーラーボックスに入れて保管しています。邪魔にならず、いざという時に使える場所となると限定されるかもしれないけれど、置き場所は検討してくださいね。
見直しは年3回でOK
私は3日分の食糧を備えたいので、3枚の袋に1日分ずつ食べ物を入れています。
4月・8月・12月と袋に書き込んでいるのは、中の食糧を消費するタイミングです。
「4月」の袋には4月以降まで賞味期限があるもの、「8月」の袋には8月以降まで賞味期限があるもの・・・がそれぞれ入っています
先日は、「8月」の袋の中身を消費するとともに
- 賞味期限が12月以降も残るものは「12月」の袋に移す
- 「12月」「4月」の袋の中をチェックする(期限切れ、足りないものがないか)
- 「8月」の袋を新たに用意する(来年の8月まで持つレトルトや缶詰中心)
といったことをします。
年3回なので、さほど負担になりません。(年2回でも4回でもいいと思う)
専用の非常食は不要だよ
3年とか5年とかの長期保存ができる食品が防災グッズコーナーに並んでいるけれど、高価なうえ、賞味期間が長すぎて放置してしまいそう。。。だから私はそのような専用品は買わず、普段使いのもので揃えています。
特別なものでなくても、レトルトカレー、缶切り不要の缶詰、お菓子などで十分という考えです。
非常食が長期保存できる理由
ちなみに賞味期間が何年もあるものは、かなり乾燥させて水分を減らしたり、糖度を高くして腐りにくくしたり、真空パック&丈夫なパッケージで空気に触れないようにしたりといった工夫がなされているものが多いです。決して保存料だらけというわけでもありません。食品の商品開発をやっていたので、誤解がないよう一応書いておきます^ ^;
ただ、やはり乾燥や加糖、パッケージの工夫など手間がかかっているので、どうしても価格は高くなってしまいます。その点、レトルトカレーなんかは加熱殺菌済みだし、パッケージも丈夫だからもともと非常食向きですね。
私は年3回の見直しタイミングで消費してしまうので、フツーのレトルトやペットボトル飲料、お菓子ばかり買っています。
重要なのは賞味期間の長さや「備える行為そのもの」ではなく、必要な時にストレスを感じずに使えることです