缶詰、米など 重いストック食品の収納方法と収納場所

収納

ワーママ


缶詰やお米など、重いものはできるだけ低い場所に収納したい。買い置きの食品をスッキリ収納できないかな~…

共働き家庭などで「いつでもすぐに買い物に行けるわけじゃない!」って人は、買い置きの食材も多めではないでしょうか。我が家も、仕事帰りに買い物をする時間がないので、宅配の食材をストックしています。

↑昨日までの我が家の収納スペース。食器棚の下で、観音扉で開閉します。

今回はココを少し見直したので、 ストック食材の中でも重量物の収納について、ポイントを紹介します。

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「重いものは下に」という考え方

まずは災害対策

私はかつて実家で大地震を経験しています。狭いボロアパートだったこともあり、「床面積が小さい→モノはどんどん上へ積み重ねる」みたいな収納方法だったので、冷蔵庫や食器棚の上など高いところに置いてあったものが全部落下してしまいました。

食器棚の上にもいろいろと置いてあって重心が高くなっていたせいか、食器棚は丸ごと倒れました。 揺れがおさまった直後は家の中で移動するのも大変でした。

高いところに何も置かないというのは非現実的だけれど、置くならなるべく軽いもの…そして、重いものは低い場所に、と考えています。もし落下しても、人体や住宅の被害が小さく済むんじゃないでしょうか。

また、食器棚などの収納家具そのものが転倒しないような対策も大切です。

全開
全開

家具の重心を低く。

そして突っ張り棒などで転倒対策を

次に使いやすさ

収納において一番使いやすいのは「腰のあたりから目線までの高さ」です。そこは使用頻度が高いものを収納するスペースにすると便利なので、今回のお題の「ストック品」はそれ以外の場所に置くことになります。

腰から目線の高さの次に使いやすいのは「腰から下」。「目線より上」だと、何があるか見渡せないし、高さによっては踏み台を使わないと手が届かないから、「腰から下」の方が使いやすいとされています。

ストック品といっても食品の場合は賞味期限があるし、足りないものがないかすぐに確認できると便利なので、置いたことを忘れてしまうような場所はNGです。というわけで、腰から下の高さに収納するのがオススメです。

なお、高齢になると踏み台の昇降が辛くなったり、高いところに置いたものを無理に取ろうとした際などに落下してきて怪我をするといったことも考えられます。現在の使い勝手とともに、将来についても考えながら進めていけるといいですね。

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収納したいものがその場所に不適切でないかを考える

↑で、我が家の収納スペースですが、米を最下段に移動させました。そして引き出しを上段に3つ並べました。

収納スペースの強度

米を最下段に移動させたのは、可動式の棚板が少し曲がってきてしまったからなんです。今後もずっと重いものを置き続けるとますます曲がってしまうでしょう。収納しているものの重さに対して棚板の耐荷重は余裕があるけれど、長期にわたって重いものを乗せているとあまりよくないのかもしれません。

私はこの食器棚をあと10年くらいは使いたいので、重い米は最下段に収納することにしました。

棚板1枚あたりの耐荷重と、収納家具全体の耐荷重をチェックして、安全に使い続けられるようにしましょう。

(余談ですが…米は精米してから時間が経つと味が落ちます。本当はストックしたくない。。。)

収納スペースの温度や湿度

窓の近くで夏場は高温になるとか、年中湿気が多いとか、家の中でも場所によって条件が異なることがあります。

食品は腐敗やカビ、害虫などリスクがつきものなので、温度や湿度を考慮しましょう。また、ストックは多くなりすぎないようにしましょう。

↑我が家の場合、キッチンは夏場に温度が上がりやすいので、レトルトや缶詰など、ある程度の温度変化に耐えられるものを収納しています。賞味期限のない塩・砂糖もココに。

米に関しては、本当はストックも全部冷蔵庫に入れてしまいたいです。

でも現実は、袋を開封したものだけ冷蔵庫に入れていて、未開封のストックはスペースの都合で妥協してココに収納しています。米の袋って、衝撃で破裂しないように小さな穴がいくつもあいているので、精米後できるだけ早く冷蔵庫に入れたいな~という思いはあるんですが。。。たまにふるさと納税の返礼品などが思いがけないタイミングで届くと焦ります^ ^; 現状、ニオイが強いものは遠ざけておくくらいしかできていません。

  • 地震に備えて、重いものは低い場所へ。
  • ストックの食品は腰から下の高さに収納するのがオススメ。
  • ストック品は、次にいつでも使えるように、ある程度取り出しやすい場所に収納しておく。
  • 収納家具の耐荷重は要確認。
  • 収納スペースの温度や湿度の変化が許容範囲でなければ、別の収納場所を考える。

…と、重量のあるストック食品の収納について、検討するポイントでした。

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