友人宅の断捨離を手伝ってきました。年末に大掃除をしたけれど、あまり片付かなかったとのこと。
今回は、「掃除」ではなく「ただただ捨てること」に集中しました。
掃除の前にやるべきことはまず「捨てる」
汚れを除去する前に、まずはモノを減らすべし!これは鉄則です。鉄の掟です。
モノが多いと掃除しにくいし、やる気が削がれますよね。それに必要なものを見つけるのに時間がかかったりもするし。
だから、まずは余計なものを減らします。ということで、
- 今後使う予定がない
- 過去2年使わなかった
- 同じ用途のモノがいくつもある
- 使用期限、賞味期限が切れている
- 壊れたまま放置している
壊れたままの家電や、期限切れの調味料、今後使わないものなど、悩まずすぐに手放せるものがいくつもあったので即サヨナラ。
家電の本体を捨ててしまったのに、取説だけがファイルに残されていたので、これも捨てました。
そして色とりどり、いろんなサイズのタッパーを持っていても、よく使うものは限られているようなので、使いにくいものは処分。必要な大きさのものが必要な数あれば大丈夫ですからね~。
今後の生活に必要ないものはどんどん捨てました。
すぐに捨てにくいものは「とりあえず悩むBOX」へ
- もらったもの
- 高かった
- 新品のまま、あるいはまだ壊れていない
- 記念品、思い出の品
- 縁起物
さて、先ほどまでとは違って、思い入れがあるものや高かったものは捨てにくいのです。
好みには合わないけど、捨ててしまったら二度と入手できないから捨てられない…というモノもありますよね。それが小さいモノで、日頃の生活の邪魔にならないケースだと余計に^ ^;
思い出の品や記念品は、「それを見た時に幸せな気分が蘇るか」で判断することをオススメします。
今回は、中学校の卒業記念品などを手放した友人。いわく「なんとなくずっと部屋に置いていたけど、時の流れとともに重要ではなくなっていた」とのことです。
それから、かつて自分へのごほうびに買ったブランドバッグは、「最近使ってないけど、高かったしまだキレイだから、捨てるのはもったいない」ということでクローゼットに眠っていたけれど、今年ガンガン使い倒すことにするか、使いにくいようであれば状態がいいうちに売ると決めました。
…と、どんどん断捨離を進めていったわけですが、途中でどうしても処分を即決できずに迷うモノにも出くわします。
迷うことは悪いことではないし、処分を迷うものがいくつも出てくるのは仕方ない面もあります。今日は、それらを一旦ひとつの箱「とりあえず悩むBOX」に入れておき、とにかく不要なモノを減らすことだけに集中します。
迷うのを後回しにしてどんどん捨てたら、ゴミ袋12個分の不用品が出ました
「捨てることだけに集中する日」のメリット
数時間の間に、45Lのゴミ袋12個分の不用品が出ました。びっくり。
友人は「大掃除したのに不思議~」とか言ってました^ ^;
汚れやホコリを取り除いても、不要なモノが多ければ暮らしやすい家にはできないんですよ。。。
家にモノが多い人には、大掃除とは別に、ただ捨てるだけの日を設けることをオススメします。
掃除しながらだと、じっくりモノと向き合う時間を取れなかったり、ついつい捨てる判断を先延ばしにしてしまったりしがちだから、「今日は捨てるだけ」と決めて、とにかくモノを減らすんです。
だんだん慣れてくると、序盤に手放すかどうかを迷っていたものを再び目にした時にはあっさり捨てられるようになっていたりして、よりスピーディーに断捨離が進みます。
「捨てるだけの日」の終盤には、「とりあえず悩むBOX」に入れたものを見直して、その時に決心がついたものは捨て、まだ決められないものは悩むBOXに戻してしばらく猶予を与えます。
これで「捨てる日」は終わり。
全体のモノの量が減ったら、「必要なものが選びやすく戻しやすい収納」「効率的な動線」に近付きます~。
試してみてくださいね。
悩むBOXは半年とか1年とか期日を決めて、定期的に見直してくださいね~