「1日中預けられてかわいそう、愛情不足よ」的な言葉を1万回以上耳にしてきたけれど、子ども2人を小さいうちから保育園に預けてよかったとずっと思っています。
もちろんメリットばかりでもなかったし、実際スーパーハードな毎日だけど、自分らしくあるためには保育園が必要でした。
0歳からの保育園 メリットとデメリット
うちの子は長女が1歳、長男は0歳8ヶ月の時に保育園に入園しました。2人とも、家から徒歩10分の公立の園です。
4歳差の2人とともに保育園には約10年お世話になりました。長かった…!
預けていた間に感じたメリットとデメリットは次のような感じです。
- 世帯年収は間違いなく上がる
- 将来受け取れる年金も多くなる
- 世の中の流れを肌で感じられる
- 人との交流がある
- 子どもと離れる時間があることで、子どもを愛おしく思える
- 子どもが人との付き合い方、友達の作り方を自然と身につける
- 時間の融通がきかない
- 自分のための時間が取りにくい
- 子どもの体調不良時の対応が大変
- 初めて立った、初めて歩いた等の「初めての○○」を目撃できないかも
- 家事に時間をかけられない
この他にも、共働きだと子どもの習い事の開講日時が勤務時間と重なると通わせられなかったり、洋服代や交際費は専業主婦より高くなりがち…といったこともあります。
私自身は、子どものお箸やトイレの練習を保育園でしてもらえたのはとてもありがたかったし、将来のお金の不安が軽減されるので、子どもが小さいうちも働き続けていてよかったです。お金の余裕は心の余裕に直結するからね~。。。
あと、何よりも、子どもが2人とも友達作りがうまいのが嬉しい!
私は1年制の幼稚園にしか行ったことがなくて、兄や姉とも年齢が離れているせいか、友達作りがあまり得意ではないから本当に子ども達がうらやましい…
私が言い返してやりたいこと
「一緒にいてあげないなんて、子どもがかわいそう」と言ってくる人に言い返してやりたいことはですね、「大切なのは一緒に過ごす時間の長さではなく、濃さ、深さ」です。
ずーっと子どもと一緒にいること自体ではなく、その時間の過ごし方、質が重要でしょうよ。
保育園からの帰り道やお風呂で、その日にあったことを聞いてあげたり、寝る前に絵本を読んであげたり、できることを無理のない範囲でやれば子どもには伝わります。
毎日毎日子どもと過ごしていても、親がイライラしたり、子どもを無視したりしてしまうと、それもまた子どもに伝わります。
番外編 「広い園庭がなくいかわいそう」に返してやりたい言葉
うちの子は公立のフツーの保育園に通っていたけれど、最近はマンションの1室などでの小規模な保育施設も増えています。
それを見て「広い園庭で遊べないし、日当たりが悪そうなのはかわいそう」と言う人も。
いやいやいや、親が共働き等で、日中の保育に欠ける家庭を支援するのが保育園だよね。保育園に行ってない子は家で過ごすわけだ。でも、どこの家にも広~い庭があるの??
家庭的、アットホームな雰囲気…みたいな言葉は喜ばれるのに、広い園庭がないのはダメなの?
園庭がなくても近所の公園に行ったり散歩に行ったりするよ。
うちの子の保育園だって、園庭があっても公園にも行くしね。
子育て中の母親像、保育園はこうあるべき…という一方的な固定観念は不快です。
PTAも自治会もやめられない、意見を主張する人は白い目で見られる地方都市での子育て。正直大変だけど、それでも私は働き続けます。
経済的に夫に依存しないこと、社会と関われること、老後資金の不安を軽減できることなど、働いていてよかったと感じることはあっても、これまでの転職の際に「無職になってよかった」と思ったことは一度もありません^ ^;