【節約と防犯】ごみ置き場も!?一人暮らしの部屋選びの重要ポイント8選【賃貸物件の実体験談】

お金・投資

賃貸のマンションやアパートを選ぶにあたって、節約と防犯の観点から重視していただきたいポイントを8つお話しします。
これから一人暮らしをする方、あるいは一人暮らしを考えている方に役立てていただきたいです。

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節約の観点から

1 家賃

まずは安い部屋を選びましょう。
特に初めて部屋を借りる時には本当に考えてほしい。

物件の新しさや天井の高さ、収納がどうだとか、夢はいろいろ膨らみますが、いきなり条件が揃いまくった物件を選んで理想を叶えてしまうと、その後引っ越すことになった時に、そこからレベルを下げられなくなります。
「こんな素敵な洗面台とクローゼットがあったらいいな」「最上階の角部屋で〜」とかじゃなく、まずは最低限必要な設備を考えて、無駄な支出を避けることです。

予算内、できれば収入の2割以内の家賃で借りられる部屋を選びましょう。
例えば給料が25万円なら、5万円以内を目安にします。可能ならば駐車場代も込みで。
家賃は毎月必ず支払うものなので、これを安く抑えることができればその分貯金ができますし、自由に使えるお金が増えるわけですから、非常に大切です。

ちなみに私は賃貸に住んでいた時は、1階の部屋でした。1階は家賃が一番安いからです。部屋の位置によって家賃が違うので、比べてみてください。

狭い部屋はデメリットではなく、エアコンが効きやすいというメリットもあるし、オーディオブックなどを活用すれば物理的なモノを増やさなくて済みます。

とはいえ、安さだけを優先しなさいと言うつもりもありませんし、安心して暮らせる環境のためには防犯面も重要です。
家賃が安いうえ、さらに敷金礼金保証金がゼロで、初期費用がかからない物件の場合は特にいろっんな人が入居しますからね。
防犯に関しては、後でお話ししますね。

2 光熱費

部屋の広さや設備の条件によって、光熱費が変わってきます。オール電化なのか、ガスもあるのか。ガスがあるとしたら都市ガスなのか、プロパンガスなのか。
物件によっては、電気やガス、水道のいずれかが毎月定額というところもあります。
オール電化がいいなとか、好みもあると思いますので、ライフスタイルに合う物件で、エネルギー効率の良さそうな部屋を検討しましょう。

エアコン代でいうと、ガラスがポイントのひとつで、夏は熱が窓ガラスを通して入ってくる。冬はガラスから熱が逃げやすい。なので、大きな窓がたくさんある部屋は、断熱性能が高いガラスが使われていればいいんですが、そうでない場合は厚手のカーテンを使うなどの対策が必要です。明るい部屋はいいですけどね、冷暖房費はかかりやすいかもしれません。

でも狭めの部屋を選べば、それだけでエアコンが効きやすいですし、ここは広さや設備と、建具もよく見ることをオススメします。

3 変な契約条件がないか?内装、家具についてはどうか?

自分が不利な条件で契約してしまわないように!ということです。

賃貸物件は、6年経たないうちにその部屋の契約を終わらせて出ていくことになった場合、原状回復といって、入居した時と同じ状態に戻してから出ていく必要があります。
もちろん6年以上住んでいても、夫婦喧嘩で壁に穴をあけてしまったという場合などは修繕しなければなりませんが、普通に住んでいて経年劣化によって壁紙が日焼けしたとかだと、6年以上経っていれば借りた人が直す義務はなくなるとガイドラインに記載されています。

ここで、関東・関西、地方によって敷金、礼金、保証金のルールは違うようですが、契約書に、最初に預けた敷金礼金保証金は何があっても返金しませんとか、ルームクリーニング代を差し引いて返金しますとか、変な条項が書かれていないか確認することをオススメします。

テーブルやソファなどの家具や、家電(冷蔵庫とか)、その他の生活用品があらかじめ部屋に備え付けられている物件もありますが、それらが壊れた場合どうなるのかもきちんと教えてもらいましょう。家具付きの部屋だと初期費用が抑えられるから助かるわ〜♪と思っていても、最後に費用負担が大きくなるとかだと辛いですからね。

私自身、敷金礼金保証金の類を一切返金しません!という特約がついた物件を契約してしまって、預けた35万円が返って来ず、とても後悔した経験があるので、皆さんはそんなことがないようにしてくださいね。

4 交通の便を確保できるか

通勤や通学、買い物、通院といった日常生活において、交通手段にお金がかかりすぎないことも重要です。

例えば、普段は車で通勤している人が、仕事上のお付き合いでお酒の席に参加することがよくあるとします。

自宅が駅からかなり遠くて歩ける距離ではない、バスの路線もないようなところだったとしたら、飲み会の帰りに電車やバスに乗ることができません。飲み会の後は代行運転やタクシーを利用して帰るか、どこかに泊まるかということになります。

お酒を絶対に飲まない!というのも考えられますが、仕事上の付き合いだとその場の雰囲気のためにも少しは飲まないといけないって場合もありますよね。
なので、普段は車通勤だけど、駅まで歩けなくはないくらいの距離の部屋を選ぶとか、勤務先のすぐ近くに住むとか、自分の生活と仕事、それとよく行く場所に応じて工夫が必要です。

駅に近すぎて家賃も駐車場代もめっちゃ高いというのはまあ論外として、普段かかる交通費は考慮しておきましょう。どこに行くにも交通費がかかるようではなかなか貯金できません。

5 食費の節約ができそうか

私達は毎日食事をします。ということは毎日食費がかかります。
この毎日かかる食費を節約するには自炊がマストです。
部屋の立地条件としては、近くに手頃な食品を調達できるスーパーがあること。
そして部屋の設備面でいうと、自炊ができるキッチンがあること。キッチンは、一人暮らしでも2口以上のコンロがあると料理がはかどります。または電源を取ってIHコンロを置けるんだったらそれもアリです。
とにかく普通に食料品を買って自炊できる環境を確保することで、外食費を削減するのが大事です。

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防犯の観点から


次に、防犯面についてお話しします。
節約や貯金と直結しているわけではないものの、安全を守ることはお金を守ることと同様とても大切ですのでお伝えします。
せっかく見つけた部屋でも、安心して暮らすことができないなと感じてまた引っ越すなんてことになったら、余計なお金とエネルギーを使ってしまいますからね。

1 エリアの安全性

日本の場合は、「夕方を過ぎたら外に出ないほうがいい」みたいな地域はないと思いますが、それでも不特定多数の人が行き交う繁華街と、弁護士や医師、経営者、大学教授などが多く住む地域とでは、雰囲気が違いますよね。
その地域の治安を確認して、安心して住めそうな場所を選んでください。

2 建物の治安はごみ置き場を見よう

今からお話しすることは個人的に一番大事だと思っています。
今どき、オートロック、防犯カメラ、宅配ボックスが備わった物件は普通ですよね。
私としては、そういった安全を守る設備の他にぜひ見てほしいのがごみ置き場や集合ポストです。
マンションやアパートのごみ置き場が荒れている状況というのは、そこにルールを守らない人が住んでいることを表しています。かつ、放置されたゴミが長期間そのままにされている様子だったら、管理会社やオーナーさんがきちんと巡回に来ていない、そしてルールを守らない人に注意するなり、放置されたゴミを撤去するなりの対応ができていないということです。
集合ポストにしても、ポイ捨てされたチラシが散らかっていたり、いらないチラシを捨てるために置いてあるゴミ箱が溢れ返っていたり、空き缶とかゴミが捨てられていたりすると、やはり管理が行き届いていない印象を受けます。
賃貸物件のオーナーさんの中には、ごみ置き場とポストはきれいにしておくのがいいですよ!とアドバイスを受けた方がいて、実際に入居者の満足度や入居率にも影響があると聞きました。
なので、ぜひごみ置き場と集合ポストの様子を確認してみてください。

3 プライバシーを守れるか

基本中の基本ですが、駐車場や駐輪場に部屋番号、名前が書かれていないことを確認してください。
古い物件では未だにしょっちゅう見かけます。駐車場の区画に201号室とか誰々様とか書いてあるのを。
これは無関係な人が勝手に車を置くことを防ぐ効果が多少あるようですが、そのメリットよりも、どの部屋にどんな人がどんな生活パターンで暮らしているのかを他人に知られるデメリットの方がはるかに大きいです。
ただでさえ、部屋の明かりや車の様子で何時頃に家にいるか、何時頃に帰ってくるかが分かってしまうのに、どの車や自転車が何号室の人のものか、ましてや名前なんて掲げてもらいたくないですよね。
防犯やプライバシーの話で言うと、私は先ほど、賃貸で1階に住んでいたと話しましたが、20年くらい前、大学に入学する時に、ワンルームマンションの1階に引っ越したんですよ。
女性が1階に住むのはリスク高いんじゃないかと思いきや、敷地に勾配があって、コンクリートの基礎ががっつり石垣のごとく組んであったので、ガラガラっと窓を開けても道路から室内が見えることはありませんでした。
1階だと家賃が安いんですが、1階と言っても普通のアパートの2階くらいの高さだったので、不安はなかったですね。
ついでに言うと、ワンルームではあっても、キッチンと部屋の間に扉がついていたので、玄関を開けても室内が丸見えになることもありませんでした。
私が住んでいたところは20年前にしては、オートロックで防犯カメラも宅配ボックスもあって、インターネット使い放題というわりと先進的な物件で、管理人さんが平日の午前中は掃除やメンテナンスのために常駐しているマンションでした。
ただ、何年か住んだ後に管理会社が変わって、マンションが敷金礼金、保証金がゼロの物件になったんですよ。
すると、いろんな国の人、いろんな年代の人が入居し始めて、あっという間にごみ置き場はゴチャゴチャ散らかり出したし、駐車場の空きスペースを無断で来客に使わせる人がいたり、ストレスを感じることが多くなって引っ越したという経験があります。

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まとめ

というわけで、今回は一人暮らしの部屋選びにおいて、節約を中心に防犯の面についてもお話ししました。
せっかくの新生活ですから、安くて快適に暮らせる部屋をぜひ探してください。
まずはいきなり理想を全部叶えるような豪華な部屋に住むのではなく、毎月の家賃を安く抑えましょう。
そして光熱費は節約できるか。
変な契約条件がないか。
普段の生活で移動にお金がかかりすぎないか。
自炊するために、部屋にはキッチンの設備、近所にはスーパーがあるか。
以上の点をチェックしましょう。
それから現地ではごみ置き場や集合ポスト、駐車場や駐輪場の様子を見ておくことをオススメします。
私も賃貸で生活していた頃は、毎回の引っ越しが全て成功だったわけではありませんし、いろんなストレスがあったので、皆さんにはそれらをできるだけ回避してほしいなと考えています。
生活環境って大事だから、焦らず冷静に部屋選びをしていただきたいです。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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