コツコツ節約しているつもりが、いつの間にかケチを自認するようになってしまった私です。
仕事でいろんな人と接する中、相手の持ち物や考え方がシンプルでいいな~と感じることもあれば、この人は自分をもっと客観的に見られればいいだろうな~とおせっかいなことを考えてしまうことも。。。
学生(ド貧民)時代のモヤモヤ
バイトと奨学金でなんとか大学に通っていた私は、元ド貧民です。
着ていくものがなくて、成人式にも行っていません。成人式の日も普通にバイトをしていたような…?
一人暮らしをしていて、近所には友人がたくさん住んでいましたが、実家から仕送りを受け取っていないのは私だけでした。
で、パソコンの購入代金はもちろん、自動車教習所に通う費用なども親に支払ってもらうのが当然という友人達の話を聞いては、ただただ衝撃を受けていました。
世間ではそれが普通なのか!? 免許を取るのなんて個人の任意の行動なのに、なんで親が出てくるの…!? みたいな。カルチャーショックでした。
中には、実家からの金銭的な援助は家賃と授業料だけで、生活費はバイト代で払ってるよ、という友人もいて、バス代を数十円節約するために少し歩くとか地道な努力をする様子を目撃してもいたけれど、そういう子の部屋の床に無造作に外資系ブランドの化粧品が転がっていたりして、またまた衝撃を受ける…なんてこともよくありました。
私と友人達とでは、お金の重みが違うんだな。同じ国どころか近所で暮らしていても貨幣価値が違うのか!? と、まだ経済のことを今ほどは理解していないうちからなんだかモヤモヤしていました^ ^;
節約とケチの違いとは…
ケチとは、お金の貧しさよりも心の貧しさの方が勝ってしまっていることじゃないかと。残念ながら今の私はこれに当てはまります。\(私はケチだ)/
本当は、大切な人のためであればいつでも気持ちよくお金を使えるような人でいたいです。でも今は違います。将来に対して漠然とした不安があるせいか。。。以前のバリキャリ時代のように、欲しいものをわりと気軽に買えるような収入ではなくなったとか、それなりに理由はあるけれど、それ以上に心に余裕がなくなっているのを自覚しています。
改善したい。。。もちろん見栄を張るためにお金を使いたいなんて願望はないけどね。
ケチるあまり、子どもにまで過剰に我慢させてしまっているので、これはただの節約ではないな~と反省しています。
ミニマリストと無頓着の違いとは…
ミニマリストも無頓着なだけの人も「物欲がない」という共通点があります。
両者の決定的な違いは、所有しているモノに対する想いの強さと、自分を客観視する能力の差でしょう。
無頓着な人は、物欲がなくてモノが少ない部屋に住んでいるのはいいけれど、よれよれのみっともないTシャツや穴のあいた靴下を平気で身に着けていたりして、持ち物と社会的地位のバランスが取れていないケースがよく見受けられます。
身だしなみやマナーなどは他者に不快感を与えないためにもわきまえておくのがベターです。
ミニマリストの中にも、特定のモノへの思い入れが強すぎるあまり、他人に熱く語ってしまう人もいるので、それも要注意ですが^ ^;
自分にふさわしく、本当に必要なものだけを、常にいい状態でそばに置いておける…なんてのは理想のミニマリスト像かな。
久々にミニマリストって何だ?と考える機会があって、こんな記事を書いてみました。
語ってしまったー^ ^;