第二子が誕生した日から始まった、上の子かわいくない症候群。それまで溺愛していた第一子が突然ウザい存在になり、戸惑いと罪悪感を抱えて5年以上が過ぎました。
「第二子のほうがかわいい」ではなく「第二子だけかわいい」という感覚に私自身もショックが大きく、第一子にはただただ申し訳なく思うものの、第一子には触れることもできない日々が続きました。
○日ぶりに髪を触ってあげられた!
昨日の朝、髪にストレートアイロンをかけてあげることができました。
初めてです!←自分的には大事件
何日ぶりかわからないくらい久々に、上の子の髪に触れました。。。
上の子は4月から小4の女子です
上の子かわいくない症候群が始まって以来、実は上の子の身支度に必要な援助は夫にしてもらっていました。
夫は髪を結ぶのがうまくなりました^ ^;
ヘアアクセサリーやゴムゴムを買ってあげるのも、私よりも夫の方が回数が多かったかも。。。
これまでも、上の子の前髪を切ったり、服の毛玉を取ったりするくらいのことはしてきたけれど、私はいつも「触りたくない」と思いながらやっていました。申し訳ない。。。
でも、2019年の夏にやっと上の子に手を振ってあげることができ、それから少~しずつ改善してきた気が。
昨日は覚悟を決めて(?)触ってみたら、あんまり抵抗感がなかったんです。また少しマシになってきたのかなぁ。なんだか嬉しいです。
かわいくない症候群とどう向き合うか
私は、ひどい時は上の子が視界に入るだけてイライラしたし、完全無視していました。上の子の名前を呼ぶこともできませんでした。
そんな上の子かわいくない症候群は、珍しいことではないようです。
でも、だからって許されるんだろうか。上の子の心のケアはどうするんだろう。
これ、同じように悩むお母さんは少なくないと考えています。
私自身は夫や友人に話したり(だから夫は積極的に協力してくれた)、心療内科で相談したりしました。
家族の問題だから家族で解決するのが一番いいんだろうけど、
それができなさそうなら他者に介入してもらおう
いつかは改善されるかもしれないし、されないかもしれない…先が見えないから不安になりますよね。
それに子どもはどんどん成長していって、そのうちに自分から心まで離れてしまうんじゃないかとも思うし。
うちも、上の子が少しずつ自立していくのを感じつつ、大切な時期に母親がサポートしてあげられなかった罪悪感でいっぱいです。
でも当事者には自分だけで抱え込まないでほしいです。お互いにより深く傷つけ合うことになる前に、話せそうな人がいたら切り出してみてほしい。身近な人でもいいし、インターネット上の見知らぬ人でもいい。孤独を感じて悪化する前に吐き出してくださいね。
新たな目標はヘアアレンジと友達のような会話
上の子の髪に触ることができたところで、次はヘアアレンジに挑戦してみたいと考えています。
第二子が生まれてからは、上の子は髪を自分で結ぶか、夫が整えるかしていたけれど、私もやってあげたいと思えるようになってきました。まだそんなに積極的な感情ではないけれど^ ^;
それと、仲良しの友達みたいな会話をいつかしてみたいです。私は上の子には支配的な話し方をしてしまうので、友人親子をいつも羨ましく思っていて。自分もああなりたいな、と。
「友達親子」になりたいわけじゃないけど、せめて普通に心が通った関係は築きたい