【上の子かわいくない症候群 いつまで?】11年でやっと解消 もう大丈夫と思えた日【まとめ】

家族・子育て

下の子が誕生した日から上の子可愛くない症候群。取材をしていただいたり友人に話したりしながら、もう11年になろうとしています。

やっと乗り越えつつある、そしてもう大丈夫だろうなと自信を持てるようになる出来事があったので、4年ぶりに上の子かわいくない症候群と私の現在までの経過を振り返ります。

自分の変化に自分でも驚いています(-_-)

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上の子可愛くない症候群 いつから?

私の場合はなんと第二子が生まれた日、2014年の夏からいきなり始まりました。

第二子を無事に出産した当日、夫と第一子がお見舞いに来た時です。

当時、第一子は元気いっぱいの3歳9ヶ月。彼女は病室で生まれたての赤ちゃんを初めて見て、ほんの少しだけはしゃいでしまったんですが、その時に私は「うるさい!」と言ってしまいました。

私の気持ちに余裕がなくて、夫が気を使ってサッと退室してくれました。

その時は、イライラしてしまうのは今だけだと思ってたけど、そうでもなかった…

全開
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第一子は、弟ができると知ってから「赤ちゃんに絵本を読んであげる」と言っては、絵本の読み聞かせの練習(絵が相手に見えるように絵本を持ってストーリーを読む)をしたりして、私はその様子をとても微笑ましく見ていました

第二子出産以前は、そんな第一子のことはかわいくないどころか、むしろ溺愛していたくらいです。

だから、第一子に対して「かわいいと思えない」というマイナスの感情が自分の中にあると気付いた時は、自分でもとてもショックでした。

しばらくして「上の子かわいくない症候群」のことを知り、自分が当てはまることを自覚しました。

そして、長くは続かないだろうと信じていたのですが、1年経っても2年経っても変わらず。

「第一子より第二子の方がかわいい」ではなく「第二子だけかわいい」って感じなんです。怖い。

夫に相談したこともあるし(夫は「俺は2人とも等しくかわいいけど…?」って言ってた)、心療内科に行ったこともあったけれど、どうしても「第一子ウザい」みたいな意識が消えなくて。

第一子に対してひどいことを言っては申し訳ない気持ちになるし、毎日毎日凹みまくりです。

そして、これは長く続きました。

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私が上の子にしてしまったこと

上の子が4歳~7歳くらいの頃(下の子誕生~3歳くらい)は、「生理的に無理」な状態のピークでした。

彼女の髪を結んだり、着替えを手伝ったりすることもできず。上の子の世話は夫にしてもらうことが多かったし、上の子の洗濯物を触るのも嫌でした。

ひどい時は上の子が視界に入るだけてイライラしたし、完全無視していました。上の子の名前を呼ぶこともできませんでした。

上の子かわいくない症候群が始まって以来、上の子の身支度に必要な援助は夫にしてもらっていました。

夫は髪を結ぶのがうまくなりました^ ^;

ヘアアクセサリーやゴムを買ってあげるのも、私よりも夫の方が回数が多かったかも。。。

これまでも、上の子の前髪を切ったり、服の毛玉を取ったりするくらいのことはしてきたけれど、私はいつも「触りたくない」と思いながらやっていました。申し訳ない。。。

上の子が11歳になった頃、上の子の髪を切ったり、服を選んだり、それなりに親らしいことができるようになってきましたが、それまでは本当に無理!!!って感じでした。

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5年超でようやく改善の兆し

2019年の春くらいから、なんとなく第一子に対して強い口調で話すことが減った気がします。

私の心の余裕が増えたとか、仕事のストレスが減ったとか、理由は特に思い当たることはないんですけどね。。。

もちろん、第一子にも第二子と同じように向き合えるようになりたいという思いはあったので、ようやくそれが自分の行動に表れてきたのかもしれません。

そして2019年の夏休み最終日、学童保育所へ送った時のこと。

車から降りて建物に向かう第一子に、手を振ってあげることができました。

なんと5年ぶり。

自然にできたのではなく、努力して手を振りました

このままじゃダメだ、なんとか関係を改善したい…とずっと思っていて、できることをやろうとしたところでのこの行動でした。

謎の達成感があったと同時に、どっと疲れました…

が、それからは、学童保育所に迎えに行った時にたま~に第一子から駆け寄ってきたり、体に触れてきたりするようになりました。

反射的に払いのけようとしてしまうのをこらえて受け入れるようにしていたけど、これも克服したいと思い続けていたこの当時。

そして2020年3月末の朝、髪にストレートアイロンをかけてあげることができました。

初めてです!←自分的には大事件

何日ぶりかわからないくらい久々に、上の子の髪に触れました。。。

で、2021年の秋、上の子が11歳でスマホデビューして、家族でLINEのグループを作って、意味のないスタンプの送り合いなんかをして…コミュニケーションを取ることも少しずつ苦ではなくなってきました。スマホを持たせてよかった(私にとって^ ^;)。

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上の子可愛くない症候群治った!と思えた出来事

上の子可愛くない症候群に10年以上悩むとは…だけど、11年目にやっと「もう大丈夫」と思えることがありました。

2025年のある日、私が帰宅した直後、上の子が珍しく泣きながら話してきました。女子中学生ならではの人間関係に悩んでいたみたい。いつもは寝る前に夫にあれこれ話してストレス解消していたんだけど、すぐ誰かに言わないと爆発しちゃう!って感じだったのかな。

その日、私は帰宅後もいくつか予定があって、週の中で一番忙しい日。

でも、長女が真っ先に私に話そうとすることも、泣きながら話すことも初めてだったので、用事をこなしつつ5時間かけて話を聞きました。途中で外出する時は長女を車に乗せて車内で話を聞きました^ ^;

容易にいじめにつながる内容だったから、すぐ学校に電話しようか?明日お母さんも学校に行こうか?と長女に投げかけ…、何の迷いもなく「親が子どもを守るのは当然だ!」と言いました。

この時、あ~自分はちゃんと上の子のために行動できるし、守ることもできる。もう大丈夫だと言える!と感じました。

クラスの人間関係については、翌日担任の先生に相談しておきました。解決に向かっている模様。

全開
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改善に年単位の時間がかかるとは思ってもいませんでした。

でも、私みたいな長期戦のケースも実際にあるんです…

もし同じように悩んでいる人がいたら、少しでも参考になれば幸いです

過去記事

5年間以上の「上の子かわいくない症候群」と2020年の目標

上の子可愛くない症候群6年目 髪を触ってあげられた

【上の子かわいくない症候群7年目】主婦と生活社CHANTO WEBに掲載されました

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