好きなことを職業にするかどうかは別として、追求することには確実にメリットがあります。私にもメリットはあったし、現在も続いています。好きなことを継続し、追求するメリットと理由について。
凡人がブルーオーシャン化する
まず…ブルーオーシャンとは
競争相手がいない市場のこと。対義語はレッドオーシャン。
例えば好きなスポーツ、好きな食べ物、好きなジャンルの本、好きなアニメ。「趣味がない」という人もいるけれど、それでも好ましいと感じるモノ・コトはあなたにもあるのではないでしょうか。
で、「サッカー日本代表に詳しい人」も「愛媛のみかんに詳しい人」も「村上春樹の著書を全部読んだ人」もたくさんいると考えられます。
でも、「サッカー日本代表と愛媛のみかんに詳しくて、かつ村上春樹の著書を全部読んだことがある」という人だったら?そんなに多くはないかも。
つまり、たとえひとつのカテゴリで頂点に立っていなかったとしても、いろんな要素を掛け合わせることでオンリーワンのキャラになれる、ってわけです
普段一緒に過ごす10人の中では自分が一番だ!と言えることが3つあれば、1/10×1/10×1/10で1/1,000。1,000人に1人の人物になれます。これがメリットのひとつ。
私の場合、モノトーンが好きな整理収納アドバイザーで走り屋で、スケートが得意で英語が話せる。特に走り屋は女性という時点でレアなので、その他の要素を組み合わせると一気にスーパーレアになっちゃいます。(自画自賛)
プロスポーツ選手のような特定分野のエキスパートも、複数カテゴリの引き出しを持つ面白そうな人も、どちらも「会ってみたい」と思わせる魅力があると感じています
間違いなく世界が広がる
「自分の好きなミュージシャンは、どんな音楽を聴いて育ったんだろうか?」
これは私が中高生の頃にずっと気になっていたことです。
好きなギタリストやドラマーが、かつてどんなミュージシャンに影響を受けたのかを雑誌のインタビューなどで知るたびに、そのミュージシャンのCDを買う…という行動を続けました。
すると、現代のヘヴィメタルから、70年代のハードロック、そして戦前のBluesにまで遡りました。
気がつくとロックの歴史を語れるようになっていました
中高生時代は職員室で先生と音楽談義…という変な女子でした(・ω・)
でもね、音楽のおかげで私は健康な心を持つことができたし、バンドをやっていたからいろんな人と出会えたし、ホントにいいことばかりでした。
これ、1980年代生まれの私の世代の「心の世界が広がった」って話だけど、今の10代の人だったらもっと簡単に国境をも越えて、ガチで世界を広げられると思います。
好きなことを追求するメリットは確実にあります。いろんな出会いがあるに違いない~!
私が好きなことを追及して得たメリット
複数の要素の掛け合わせでレアキャラになれたり、世界が広がったりすることで、ホントに多くを得られる。
メタルバンドを始めた頃の人との出会いが大企業に就職するきっかけになりました。
そして走り屋だからこそ同じ趣味を持つ夫と出会って結婚できました。
英語が話せるから、音楽や車つながりの海外の友人もいます。
整理収納アドバイザーとしては、クライアントとの出会いがあります。
で、これらのいろんなことが、ブログであーだこーだ発信するネタになってます。
どれも貴重だし、ありがたいもの
好きなことを追及する理由は?
もちろん自分にとってメリットがあるからだけど、「好きなことをやらなかった時」と比べて、メリットがとても大きいからでしょうね。
それは費用対効果(いわゆるコスパ)とか節約とか、日頃つい意識してしまいがちなミニマリスト的・主婦的なこととは一線を画すような精神的なメリットも多くて、充実感や達成感といった部分が大きいです。
まぁ金銭的・物理的なメリットを求めるなら別のことをやっただろうしね^ ^;
心の栄養を得ることと、自分の存在価値の再確認のため…かなぁ