実家の汚部屋を断捨離したい【親の終活】ミニマリストの整理収納アドバイザーvs母 その2

家族・子育て

実家の汚部屋を断捨離したい【親の終活】ミニマリストの整理収納アドバイザーvs母 その1の続き。

実家の整理・片付けをスムーズに進めるコツその2。昭和の「捨てられない」母は70代後半。父は他界し、母も終活を意識しているものの、やっぱりもったいないと言って何でもため込みます。そんな母の家(1K賃貸)を片付ける話。

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私が母に話したこと

さ、いよいよ核心です…w

母の持ち物についておさらい。

  • 大きなタンス(チェスト)×2
  • 押し入れの中に扇風機、掃除機、普段着、バッグ、大量のアルバム
  • ドレッサー
  • テーブル
  • ベッド
  • 仏壇
  • どっかでもらった粗品の数々

これらが狭い1Kにあります。

洗濯はマンションのコインランドリーで行います。自炊は最近ほとんどしなくなりました。

タンスの中身はすべて父(10年前に他界)のもので、母の服は押し入れにあります。

全開
全開

父はカッコよくてオシャレな人だったんです…

だからこそ服が多いし、母も思い出があるものを捨てられないんだ

誰も使わないものを残されても困るよ

ズバリこう言いました。「誰も使わないもの」とは、父の服のことです。

で、「でももったいない、まだ着られるのに」「お父さんの思い出だから」と予想通りの返答が。

しかし、このまま置いておいてもスペースが無駄になるだけ。母が亡くなったら、私が荷物を処分することになるから困る。ということを伝えました。

そして、新品の肌着など、数点だけは私が夫用に引き取り、あとは服のリユースに出しました。

タンスはご近所さんに進呈~。

死んだ後に見られたくないものは処分しといてね

すげー大昔のラブレターとか、前夫の写真とか、なんかそういうモノがあったら嫌だなと^ ^;

(私は事実婚の両親のもとに生まれており、父母ともに数回の離婚歴があります)

これは母に行ってもらったので、私自身はどんなモノが処分対象となったのか知りませんが・・・、一応「捨てたわ」との報告を受けました。

アルバムをコンパクトにしよう

白黒写真の時代のものからのアルバムが山ほど押し入れにあって、それらの中で今後も残したいものだけ選んで、母と子ども達(私、姉、兄)で分けることに。

全開
全開

私や姉の卒業アルバムも出てきました。

独立した子どもの荷物を実家に残したままの人は多いですね…反省

何かあった時に連絡してほしい人や、形見分けしたいものをハッキリさせて

これはいわゆる終活ノート(エンディングノート)があると便利で、母にも購入をすすめていました。

ただし、5年前に私のアドバイス通りに買っただけでなんとなく満足してしまい、ずっと白紙だったので、この機会にもう一度言っておきました。

あくまでも「母の思い通りに思い出をシェアしたいから」ということをアピールw

このノートに書かれているモノ・人は母が大切に思っているんだと分かります。逆に、子ども達には手に負えないモノが残されていた場合でも、このノートに書かれていなければ母も重視していなかったモノであろうと予想でき、迷わず断捨離できそうです。

仏壇どーすんの?

父の仏壇はなぜか大きめ(私には大きく見える)。母の気持ちかな?

私と姉は嫁いでいるし、兄は父の実子ではありません。もし母が亡くなったら仏壇は誰が面倒見るの??と気になっていました。

すると、兄にもう頼んである、と。。。意外だけど安心しました。

捨て方が分からないものはない?

意外に「捨て方が分からない」という理由でいつまでも放置されているものは多いらしいです。

母も昔の家電を持っていました。それも何年も前に壊れたもの。現在の賃貸マンションに引っ越す前からあったんだって(-_-)

自治体のホームページで処分方法を調べて無事に捨てることができました。

あと、古いカメラと電卓は私がオークションに出して売却できました。

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まとめ 親との関係、距離感によって適切な声掛けを

実家の汚部屋を断捨離したい【親の終活】ミニマリストの整理収納アドバイザーvs母 その1にも書きましたが、親の考えを尊重しつつも、引き継げるものと引き継げないものがあることや、残されると困るものもあることは伝えましょう。

うちの場合、母は私が整理収納アドバイザーであることを知っていて、かつ家族の中で私を若干特別扱いしている(超高齢出産で生まれた末っ子で、家族で一番高学歴ってのが母的にはアピールポイント)ため案外すんなり私の言うことを聞いてくれました。

でもやっぱり捨ててしまうことへの抵抗や罪悪感は強いし、父の服をごっそり処分した時はちょっと泣いてました。

「これでよかったんだ、スッキリした」とお互いに思えるような、そしてお互いのことをより大切に感じられるような断捨離ができるのが理想ですね。



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