小学生の心の成長 人に寄り添う優しさのこと

家族・子育て

小学校の夏休み、終わり~。

上の子の学童保育では、同級生にダウン症の子がいるのですが、上の子は毎日その子の手助けをしているようで、帰り際にいつも先生から「今日もありがとう」と言われます。

彼女は上の子の同級生で今年9歳だけど、知的発達は4歳くらいで、靴を履くにも時間がかかるし、集団行動だとどうしても他の子に取り残されてしまいがち。

彼女は昨年度までいた放課後デイサービスとは違って先生達につきっきりでいてもらえるわけではなく、ときどきぽつんと過ごしていることもあって、そんな時は上の子がそれとなくそばにいるそうです。

上の子は本当に優しくて、困っている人を絶対に放置しない。

自分を犠牲にしているとか、いいことをしているという意識はなく、当然のことのような感覚みたいです。

彼女が自力でできることを先回りして手伝うのではなく、自己満足の世話焼きでもなくて、自然に寄り添うことができるんだなぁと…親の私も見習いたいところです。

上の子の性質は、例えばイベント会場でお菓子の配布があったとすると、自分より小さな子や気が弱そうな子を優先したり「一緒に行こう」と声をかけたりして、自分は最後にもらうパターン。

活発で、やんちゃな男子と外で体を動かして遊ぶことも大好きだけど、超温厚な夫でさえ「あいつは優しすぎる」と言うレベルです。

1歳の誕生日、保育園で先生から「お母さん、お子さんには将来どんな人物になってほしいですか」と問いかけられた時、なんとなく「人の痛みがわかる心をもつ人」と答えたのを思い出しました。

去年の夏休みには、ラジオ体操からなかなか帰ってこないから心配して見に行ったら服が汚れていて、「友達の落とし物を一緒に探してた…」と言っていたことも。

自分がやらなければならないことをそっちのけで人助けをしてしまうこともあるけれど、優しさはこのままで成長してもらいたいものです。

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