かつて汚部屋の住人だった私は、今は2児の母で整理収納アドバイザーです。
汚部屋時代に「あって当然」と考えていたものの中で、実は重要ではなかったもの、手放しても問題なかったものがいくつかありました。
お玉やフライパンの「見せる収納」
↑見せる収納ってこんなの。
仕事に家事、子育てに忙しく動き回る人にとっては、使うのも戻すのも瞬時にできる引っかけ収納…だけど私はやめました。
理由は、ホコリや油汚れがつきやすいし、壁の掃除をしにくいこと、そして生活感が出やすいことです。
ふきん掛けもいらないよ~
過去の記事でアクセスが多い「忙しい人にふきん掛けがいらない理由 断捨離したらメリットしかなかった」では、ふきん掛けを捨てた件に触れています。
実家の狭い台所では、あらゆるモノを窓際に掛けていて、それが当然の光景だと思っていたけれど、自宅で掛ける収納をやめてみると別に不便ではなかったのが衝撃でした。
まぁ実家の場合は意図的に見せる収納にしていたのではなく、狭すぎて窓際や壁際に掛けておくしかなかったんだけど^ ^;
単機能の調理家電や小物
キッチンはたくさんのモノ、食料品を置いておかないといけないのに、決して広くはありません。
- トースター
- ノンフライヤー
- ジューサー
といった、単機能の調理家電はうちにはありません。毎日ガンガン使うわけではない割にスペースを取ってしまうから。
でも炊飯器はあります。うちは夕食の調理時に3口コンロを全部使うから炊飯器は必要です。
コーヒーメーカーもあります。ハンドドリップより、マシン任せにできる方が手が空くから。(が、最近、試しにインスタントコーヒーに切り替え中です)
そして
- キッチンタイマー
- 三角コーナー
- 洗い桶
これらもありません。
三角コーナーは、これまた実家でずっと使っていたからキッチンに必要なモノだと思い込んでいたけれど、ビニール袋か牛乳パックでOKだと気付いて以来、母にも断捨離を推奨していますw
三角コーナーも洗い桶も、それ自体を洗うという手間がかかるからねぇ。
ただ、洗い桶はなくても水切りカゴはあります。大食いファミリーに水切りかごの断捨離は無理だった件で事情(?)に触れています。
エッグスライサーなどの便利グッズも不要だ~
ゆでたまごを一発でスライスするあのアイテム。あと、柑橘類の皮をむきやすくするやつ。それ系の便利グッズもありません。
確かに便利なんだけど…、毎日使うもんでもないし^ ^;
「あったらいいな」は「なくてもいける」であるという信念のもと、それらには頼らずに生活しておりますっ。
何を選ぶかが大切だという話
うちも断捨離したいな~、と思って片付け始めると、だんだん「何を捨てるか」ばかり意識して、捨てるモノがなくなって行き詰まる時期がやってきます。
が…「何を捨てるか」より「何を選ぶか」で考えてみるとどうでしょう。
なんだかんだで「これはたまに使うし~」とか言いながらいつまでも置いておくモノが多いけど、「自分の生活に必要なモノは何か」を考えてみると、実は不可欠じゃなかったモノがたくさんあることに気付きます。
本当に必要で気に入っているものに囲まれて生活したいですね。