先月、2年ほど続けた家計簿をやめました!
理由は、私の収入が安定したことと、毎月何にいくら使っているか把握できたこと。
私は会計・経理の仕事を通して個人事業主さん達と多く接していますが、個人事業の帳簿は家計簿に似たところがたくさんあり、家計簿をつけるのをやめても問題ない人にはまた共通点があります。
※当然、事業の会計帳簿はやめちゃダメです。
無駄遣いの削減や節約を完遂した人
まずは自分の生活における「消費・投資・浪費」から「浪費」を排除できている人。
なんとなくコンビニに寄ってしまうとか、飲み物を調達する際にカフェや職場の自販機を頻繁に利用するとか、使わなくなったジムやサブスクの契約をいつまでも続けているとか。。。明らかに「これはもったいないな」という無駄をなくすことができていればOKです。
特に毎月必ず出て行く固定費を減らすと大きな節約効果があるので、私は住宅ローンの借り換えを行いました。
スマホのプランも年に1~2回は確認します。
飲み物と昼食は職場に持参し、自販機の利用を極力避けています。
投資に関しては、自分が気分良く仕事や生活を続けるために必要なもの(文具、アクセサリー、情報収集目的の雑誌など)は自分への投資として買うし、一般的に「投資」とされる株式の購入もします。でも、娯楽のための雑誌とか、使い捨てに近い感覚の安っぽすぎるアクセサリーには手を出さないようにしています。
こんな感じで、日々の自己点検によって無駄を減らしたり、固定費を節約したり…をできている人は、家計簿をやめても大丈夫です。あえて家計簿をつけて洗い出さなくても、ちゃんと気付くことができるんだもの。
毎月の収入・支出が一定で、慢性的な赤字じゃない人
そして収入・支出が安定している人。
実際には収入は一定でも、支出を毎月定額に抑えるのは難しいです。交際費や修繕費など突発的な出費はあるものだし。
ただ、それらを含めて「一定の幅におさめることができる」かつ「慢性的な赤字にはならない」ならOKです。
私は転職後、収入がだいたい決まってきました。
そして、支出が収入を上回らないようにコントロールできるようになりました。
家計簿を一定期間つけて、住宅ローンやネット回線、生命保険・自動車保険、子どもの習い事などの固定費のほか、だいたいの食費や光熱費などの変動費もおおまかに把握しました。
その上で、「この買い物は消費だ」「今月の投資」等と自覚しながらお金を使えるようになり、家計簿をやめました。
たまには「これは浪費(我慢できる支出)だけど…今日はいいよね」とお菓子を大人買い、なんてこともありますよ。
大事なのは、赤字にならない(支出が収入を上回らない)ようにコントロールすることであって、徹底的に切り詰めた生活を送ることではありません(私の場合)。だからこれでOKなんです。
節約しすぎてストレスがたまるような日々はもう嫌^ ^; ストレス発散のために無駄遣いしてしまいそうだし。。。
どうしても毎月赤字になってしまって、ボーナスで赤字を補填する…という人は、家計簿を続けて、収入を増やすことと支出を減らすことの両方を考えるべし。
人間は短期間で忘れてしまうので、家計簿をやめた後も支出だけでもときどきチェックするといいですよ!
特に結婚・出産・転職・子どもの入学などで生活パターンや収支バランスに大きな変化があったらやりましょう。家計防衛は重要だー。