冷蔵庫や収納の中までビシッとオシャレな容器が並んでいる様子は憧れですが、私はやめました。
食品のプロとして、メーカーの工場点検に行った時に感じたことがきっかけです。
共働き&子育てで忙しいというのもあるけれど、やっぱり安全に勝るものはないというのが結論。
今回は液体調味料にフォーカスして書きます。
うちの液体調味料の現状
↑キッチンのワークトップの真下の引き出しです。
ドレッシングなどの「開封後要冷蔵」のものや、カビ・腐敗が心配なもの以外は液体調味料はココに集結させています。
使う調味料の種類を絞っているので、引き出しの奥にストックを収納しておくことができます。
仕事では○○専用醤油とか変わった調味料に囲まれているけど、自宅では限られた物しか使っていません
調味料の詰め替えをやらない理由 デメリットのこと
カッコいいボトルに詰め替えてビシッと並べておけば、気分が上がること間違いなし!
なのですが、私はやらないことにしています。
詰め替えにかかる手間
単純に、中身を使い切った容器を洗って乾かして、また詰め替えて…という手間を省きたいというのが大きな理由。
見た目は大事だけれど、今の私は時間がもっと大事…(=_=)
害虫対策・酸化対策のこと
ごま油の製造工場の点検に行った時のことです。
かなり大まかな表現ですが、原料であるごまの供給から焙煎、そして搾油までがひとつのパイプラインで行われているのを見たことがありまして。
「この製造ラインはどのように洗浄しているのですか?」と聞くと、工場長からこう返ってきました。
洗いませんよ!!
洗わない。。。衝撃。
次々に原料を投入するので、どんどん押し出していくようなイメージで、古い原料がパイプのどこかにとどまることはないそうです。
考えてみれば、油のラインに水を通して、完全に油分をなくしてから乾燥させるのはかなり大変なこと。
水分や空気に下手に触れさせるよりは、完全に外気から遮断されたパイプの中を順に移動していくほうがいいんだとか。
特にごまは栄養のかたまりのようなものなので、害虫・カビ対策や酸化防止のためにも、閉じ込めておくほうがよさそうです。
それ以来、液体調味料(特に油)は詰め替えることなく、買ってきた容器のまま使っています。
調味料の容器は、遮光性の高さなど工夫されているものも多いです
自己流で自己満足のために詰め替えを楽しむのもいいけれど、メーカーが努力して開発した製品を厳選して使うことにしています。
いずれ、中身の品質を保持しつつ見た目も良くできるような容器を見つけることができたら、その時にまた考えようと思っています。
液体調味料は、水分があるだけに粉末よりも汚染や腐敗のリスクが高いので慎重にいきたいですね。
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