子どものおもちゃは成長とともに増える一方で散らかるばかり。片付けているように見えて、押し入れにギュッと押し込んでいるだけ!?
必要なものと不必要なものが混在していると、いつまで経っても片付くことはなくカオス状態が続きますよ。
適切なタイミングで断捨離して適量を維持しましょう。
家庭訪問の直前も余裕♪のリビングを目指そう
子ども目線で「いらない」「飽きた」おもちゃをピックアップ
せっかく買ったおもちゃを捨ててしまうのはもったいないもの。
特に乳児期のおもちゃはかわいくて、親としては思い出に保管しておきたいくらいです。
でも、整理しなければならない時はいつかやって来ます。
まずは子どもがもう使っていないものを整理しよう
整理とは「必要なものと不必要なものを分けること」をいいます。その後、不必要なものを取り除く作業へと移るわけですが、まずは子どもが飽きたり壊したりして「使っていないもの」を整理してみてください。
この時、子どもが見ていない時にこっそり捨てるというのはオススメしません
親としては、子どもが最近使っていない=もう飽きた?と思うことがあるかもしれませんが、勝手に捨てずに子どもに意思を確認してください。
「そこに並べておくことが重要」だったり、視界に入る場所にあると安心するおもちゃだったりするかもしれませんよ。
「お母さんは勝手におもちゃを捨ててしまうかもしれない」と、子どもからの信用をなくすうえ、ゴミ出しの時に袋におもちゃを入れないかジロジロ見張られてしまう…なんてことにならないように。。。
面倒でも「この箱の中にいらないものはない?」「これまだ使う?」と問いかけてね
親の目線で「年齢に合わない」「危険な状態になっている」ものを排除
赤ちゃんの時から一緒に過ごしている大事なぬいぐるみもあれば、とっくに卒業したのにいつまでも置いてあるおもちゃもある…もしそんな状況なら、明らかに年齢に合わないものを整理してください。
それから、事故防止のためにも、子どもに管理を丸投げせずにたまにはおもちゃのチェックもするといいと考えます。
破損・ネジのゆるみなどを確認
割れたり欠けたりして鋭い断面がむき出しになったプラスチック製品や、ゆるんだネジが脱落して誤食につながりそうなものがないか、たまには確認することをオススメします。
親が多忙だと、おもちゃの管理は子ども任せにしてしまいがちですが、電池の誤飲などで思わぬ事故が起きると大変です。
断捨離は捨てることがすべてではない
使っているもの、使っていないものを分類できたら、あとは「使っているもの→収納する」「使っていないもの→その場所から取り除く」という作業です。
収納については改めて記事にするとして…、「その場所から取り除く」ことについては、捨てることがすべてではありません。
誰かに譲ってもいいし、リサイクルショップやインターネットで売ってもいい。捨ててしまうよりは罪悪感を持たずに済みますよ。
なお、私がいつもおもちゃの断捨離を行う際には、次の流れでやっています。
私の断捨離の手順
- 1必要・不必要を分ける
使っているものと使っていないものを分ける。
- 2不必要なものをさらに分ける
飽きたもの・年齢に合わない・壊れた…などで分類。
- 3移動させる
飽きたものは別の場所(うちの場合は2階)に移動させる。
(年齢に合わないものは友人へ。壊れたものは捨てる。)
- 4しばらくしたら戻す
飽きたものを1ヶ月以上経過後に再び子どものもとへ戻す
- 5もう一度判断
久々に手にしてもやっぱり遊ばなくなっていたら手放す
と、こんな感じです。
しばらく距離を置くことで、また新鮮さを感じて遊ぶようになるかもしれないから、ちょっと飽きただけのものはすぐには捨てないことが多いです
下の子がいる場合はどうする?
うちは女・男の4歳差。当然、下の子が赤ちゃんの頃は特に一緒に遊ぶことはできません。
上の子が使っていたおもちゃを保管しておくにしても、4年も経てば古くなるし、最新バージョンがほしくなるかも…?
でもね、下の子はぐんぐん成長するし、上の子は下の子に合わせようと努力するものだよ
私が感じていることですが、4年の開きは少しずつ縮まっていくように見えます。
上の子の成長はゆるやかになる一方、下の子は体格も知能も追い上げていきます。
上の子は下の子に合わせてあげようと努力することもあるし、下の子は上の子と対等にやりとりしようと必死になります。
いつか一緒に遊べる日は来ます。
うちの場合は「下の子のために保管しておいたもの」はほんの少しでしたよ
うちは乳児期~2歳くらいまでのおもちゃを保管しておいたくらいでした。
それ以降は2人で共有するか、2人に1つずつ与えるかのどちらかです。
まとめ 主導権は子どもに
子どものおもちゃは子どもに主導権を持たせて、必要・不必要を一緒に考えましょう!
親が「これはゴミだな」と判断すればすぐに片付くかもしれませんが、子ども自身に判断の仕方を教えなければ、いつまでも自力で整理できるようになりません。
最初は時間がかかるけれど、子どもに主導権を握らせることで考える力が身につき、片付きやすい家へと変化していきます。