小3女子に私のお下がりのパソコンを与えたら、半年で何がどう変わったかをお伝えします。
自分で考える力と、ネット検索で楽に済ませること、動画やゲームと勉強のバランス…親として不安だったことも含めて実態をそのままに。
昨年の秋にパソコン、年が明けてからゲーム機を使うようになった小3女子と5歳男子の現在の様子は、案外平和ですよ。
子どもがパソコンを使う時のルール
パソコンを与えるきっかけになったのは、子どもが「○○って何?」「△△ってどういう意味?」と頻繁に聞いてくるのでウザk…いや、自分で答えを見つけられたらいいのに、と感じたからでした。
まずは国語辞典とか、家にあるもので調べてみて。それで分からなかったらインターネットで調べたらいいんじゃない?
↑こう言ったわけです。
成長とともに、説明するのに時間がかかるような質問も投げかけてくるようになって、私にも心と時間の余裕がなくなってきた…というのもありまして^ ^;
で、最初は学校でタイミングよくもらってきたローマ字入力の表を見ながらタイピング練習をさせて、子ども向けサイトをいくつかブックマークしてから一人で使わせ始めました。
我が家でパソコンを使う時は
- 使い始める時は必ず親がログインパスワードを入力する。(無断で使用しない)
- 優先の用を済ませてから使う。←宿題とかね。
- 長時間の連続使用はしない。
- 何かダウンロードしたい時や、見慣れない表示が出た時は親に言う。
というルールを決めています。今のところちゃんと守っていますよ~。(私がオニババだから…w)
宿題・お風呂を早く済ませるようになった
半年後の今でも、使わせているのは相変わらず動画や子ども向けサイトや学習系くらいだけど、調べたいことがある日は宿題など済ませるべきことを早く終わらせるようになりました。
週2回の習い事も考慮して、「今日は習い事がないから、宿題したらパソコンやる」なんて自分なりに考えています。
楽しみなこと、好きなことだけを優先するのではなく、やるべきことやタイムリミット(宿題の期限、就寝時刻)も考えたうえで計画的に物事を進める力がつき始めているように見えます。
弟はお姉ちゃんがパソコンを使っている時はつまらなさそう^ ^; 彼が夢中になれることも何か見つけてあげたいなぁ…(=_=)
生活リズムに影響を及ぼさない使い方をするというのは大切で、やはり最初にルールを決めておいたのはよかったと感じています。
ちなみにゲームのほうは「2日連続でやらない(使った翌日はお休み)」「1日90分以内」というルールにしています。
調べたいことをメモしておくようになった
子どもは調べたいことや気になったことがあると、メモに書いておくことが増えました。
そして後ほどインターネットで調べたり、時には本で確かめたりしています。たまに「図書館に行きたい」と言うことも。
実は、インターネットは手軽に調べることができる反面、手に入る情報の信頼性や鮮度はバラバラであること、ひとつの事柄を体系的に知るには本を読むほうがいい場合も多いことを事前に伝えておいたのですが、うちの子はこのことをしっかり覚えていたようです。
興味を持ったことを自分で調べたり、仮説を立てて検証したりといった、アクティブラーニングといえる行動が見られるようになってきました!
ただし、インターネットで調べた結果、あいまいな答えしか見つからなかったことや、「漢字が多すぎて読めなかった…」ってなこともあるので、たまに「今日は調べ物をしてみてどうだった?」と声をかけて、不明点や誤解は解消するようにしています。
うちの場合、パソコンの使用を完全に子ども任せにするにはまだ早そう^ ^;
なぜスマホやゲームより先にパソコンだったのか
子どもが小3&5歳の秋にパソコンを使わせるようになり、その後、年明けにゲーム機を解禁(あまりにも欲しがるのでお年玉で買わせた)した我が家。
小学生ならスマホを持っている子も少なくない中、私はまずパソコンから使わせることにしました。
それは
・パソコンはどんな仕事をするにも役立つ
・スマホは「利用するだけの道具」かも…(利用者サイドではなく、作る側の立場になるとしたらやっぱりパソコンを使えるほうがいいんじゃ…)
という思いがあったんです。
インターネットを適切に利用して調べ物をしたり動画を見たりするという目的を果たすだけなら、スマホでもパソコンでもいいんだけど、だったらパソコンを、と考えたのでした。
スマホは感覚的に操作できるように作られているから、もっと大きくなってから使い始めても問題はないはずだし。それに今は学童保育所に通っているから、スマホが必要になる場面がまだありません。
で、パソコンを与えてしばらく見守ってみて、時間や生活リズムなどのルールをちゃんと守ることができていると確認できたので、次にゲームもOKとしました。(子どものお金で買わせたけど^ ^;)
まとめ:検討は子どもの言い分も聞いてから
私はわりと保守的なので、子どもの要求をそのまま受け入れることは少ないです。
子どもが何かを欲しがった時は、その本質を知ろうとします。
たとえば「スマホが欲しい」と言い出したとしたら、その理由は何なのか…友達が持っているから?動画を見たいから?それとも?そして「あったら嬉しい」なのか「必要」なのか。
子どもの言い分もちゃんと聞いたうえで、大人の世界ではどう捉えられているのか、といったことも話しつつ、落としどころをうまく見つけるのが理想だと考えています。←考え方が何通りもあって、結論を出すのが難しいこともあるけど。。。そんな時はママ友や職場の人に聞いてみたりもします。
今回はパソコンの話だったけど、何かあるたびに「自分の考え方は世間の考え方と比べてどうなのか、偏っていないか」など確認することができるので、子育ては自分の生き方にも役立っています^ ^;