子ども部屋が散らかる原因【親の責任だ】自分で片付けられる部屋にする方法とは

収納

毎日、何度も何度も「片付けなさい!!!」と言っても、キレイになるのはその直後だけ。それは、あなたが子どもに「自分でできる片付け方」を教えていないからです。

親の助言次第で、子どもが1人で片付けられるようになりますよ~。

自分で考えて行動する力を身につけるための一環として、片付けも寄与するかもしれません。

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散らかる大きな原因 定位置が決まっていない

親が「片付けなさい!!」と怒鳴ると、子どもは押し入れやクローゼットにとりあえずモノを押し込むだけ。

子どもは「外からモノが見えない状態になったらOK」だと思っている・・・

↑こんな状況ではありませんか~?

子どもに対して片付けろと何度も何度も怒り狂うのに、実は片付け方を教えたことがないという方が少なくないんです。(整理収納アドバイザーとして経験済み^ ^;)

「とりあえず何でもかんでも押し入れにギュッと詰め込んで終わりにしてしまう」のは、持ち物の定位置が決まっていないからという理由が大きいです。

これは次の3ステップで解決できます。

  1. 必要なもの(使うもの)・不必要なもの(使わないもの)を分類し、不必要なものは処分する
  2. よく使うもの・あまり使わないもの(文房具の買い置きなどを含む)を分ける
  3. よく使うものを優先的に出し入れしやすい場所に収納する
全開
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いらないものと毎日使うものが同じ場所にあると、ゴチャゴチャして取り出しにくくなりますよね。

まずはその状態を解消してから、使用頻度が高いものを優先して定位置を決めます

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定位置を決める際の注意点

どの部屋でも、そこを主に使う人にとって使いやすい収納にすることが原則です。子供部屋なら子ども自身がスムーズに使えるようにしましょう。

ついつい親があれこれ口出ししたくなるけれど、そこはガマン。。。「本やノートはどこに置いたら使いやすいと思う?」など、一緒に考えてあげるのは◎です。

ここで気をつけるべきポイントがいくつかあります。

子どもの体格に合わせて収納場所を設定すること

大人も子どもも、使いやすい収納の高さの順位は次のようになっています。

1位:腰から目線までの高さ

2位:腰から下

3位:目線よりも上

ただし、腰や目線の高さは人によって異なるので、その部屋を使う人に合わせることが大切です。

一度定位置を決めたらすべて解決!とは思わないこと

時間をかけて子どもと一緒に考えた収納…なのに、また散らかってしまうとショックですよね。

あんなに一生懸命考えたのに、あんなに大変だったのに…なんて、怒りがわいてきたりして。

全開
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でもこれ、よくあることなんです…^ ^:

たとえば、教科書と参考書、ノートの収納方法ひとつを取っても、全教科の教科書、全教科のノート…とそれぞれアイテム別にグループ分けしたい子もいれば、国語の教科書・ノート・漢字ドリル、算数の教科書・ノート・計算ドリル…と、教科別にまとめたい子もいて、自分自身でどの方法がやりやすいかがハッキリと分かっていないケースがあります。

引き出しの中も、ざっくりと仕切ってある方がいいという子もいれば、細かく仕切る方がいい子もいます。

それに、一旦決めた収納方法が必ずしも最善策=ゴールであるとは限りません

家の鍵の置き場所を決めたはずなのに、テーブルについポイッと置いてしまう…なんてことはよくあるし。

「使いにくいな」「また散らかってきたな」と感じたら、改善策を考えてみてください。

全開
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収納は、一旦使ってみる→修正→また使ってみる→修正の繰り返しで改善される

ついテーブルの上などにポイッと置いてしまうのは、その高さが一番使いやすい(置きやすい)場所だから仕方ないという部分もあり、可能であればテーブルの上にトレイを置いて、そこを定位置にしてしまえば解決できます。

あるいはテーブルの近くや、同じような高さの場所に定位置を設けるなどすれば、ポイッと放置してしまうことは少なくなります。

普段の動線や体格に応じて、使いやすい収納を検討してくださいね。

いろいろな高さにある引き出しや棚を、どれも同じように(出し入れのしやすさを考慮せずに)使っていたり、あるいは定位置を決めたとしても、使用頻度が違うものを同じ場所に置いたりしていると、いずれまた散らかってしまいます。ご注意あれ。。。

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3歳でも自分で片付けられる我が家の押し入れ

↑さて、我が家の押し入れを紹介します。下の子が3歳の頃の様子です。

押し入れの下段にハンガーパイプを設置して、子どもが自分でアウターを出し入れできるようにしていました。

また、そばの衣装ケースにはハンカチなどが入っていて、外出時には自分で準備していました。

小さな子どもでも、身長に合わせた収納を考えてあげれば自分で出し入れできますよ。

全開
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押し入れは奥行きが深くて、子どもには使いにくいので、奥の方にはトイレットペーパーの買い置きなどを収納していました

子どもの成長に応じて、どうすれば使いやすくなるかを一緒に考えて、「自分でやる」を促してみましょう!

https://mainichizenkai.com/studyspaces/
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