主婦向けの雑誌で定期的に目にする「100均の便利グッズ」や「収納術」といった特集。
私も好きで、ついチラ見してしまいます。
でも、目からウロコの便利アイテムを知る機会になる反面、「大事なのはそこじゃない」と感じることも。。。
結論から言えば、新たな収納グッズは買わなくていいし、必要なものはたったひとつだけです。
あなたにとって「収納」とは?
あなたにとって収納とは何でしょう?
私たちはついつい収納グッズを買い足したり、狭いスペースをフルに使える収納法を試してみたりしがちですよね。
が…
使用頻度に応じてそれぞれのモノに定位置を決め、次の機会にもスムーズに使えるようにしまう。使ったら元に戻す。…といったことを考える前に、まずやるべきことがありますね。
それは「適正量を決める」ことです。
家族の人数や年齢、買い物の頻度と交通手段、住んでいる場所の気候などによって適正量は変わるけれど、総量を把握・管理し切れないほどモノが多すぎると、生活しにくいですよね。
明らかに買い置きが多すぎるとか、二度と出番が来ない古いデザインのスーツが眠ったままとか。そのような状況では、スペースを無駄使いして、人間が生活する空間が狭くなってしまいます。
自分にとってのモノの適正量が決まっていないと、際限なくモノが増えてしまって、収納用品を買ってもまたモノが入り切らなくなるだけです。「足るを知る」というとカッコいいけど、何がどのくらいあれば安心して暮らせるかを一度考えてみることをオススメします。
「思い」は無料
モノの適正量を決めたうえで、収納術や収納グッズに関していくら知識があったところで、その部屋を使う人に「使いやすくてキレイな状態をキープするぞ!」という思いがなければ、快適な部屋にはなりません。
片付けや掃除といった家事を誰かに代行してもらえば、一時的に部屋をスッキリさせることはできるけどね。
そこで生活する当事者に「スッキリした部屋を維持する!」という意識がないと、いずれまたモノが溢れ、居心地も良くない部屋になってしまいます。
結局のところはマインドが重要で、それは収納グッズを買うよりもまず頭に入れておきたいことです。
この部屋をどんな風にしたいか?自分にとって快適な部屋とは?部屋に何があれば幸せに過ごせるか?
理想の部屋の使い方を考えたうえで、二度と散らかさないぞ!!!くらいの強い決意を持つのがいいですよ。
収納グッズを増やすよりも、いらないものを減らす方か先だし、オブジェなどを飾るよりも出しっぱなしのものを片付ける方が先。どちらも無料でできます!