倹約家が買って後悔したもの(情報商材とか)

お金・投資

ちょっと恥ずかしい買い物も含めて、今日は私が買って後悔したものを4つ紹介します。

いつも私は倹約を心がけていまして、無駄なお金の使い方はしないように、お金を使うなら生きたお金の使い方をするようにと考えています。
それでも、これまで数々の後悔、失敗をしてきました。

情報商材、高額の衝動買い(輸入車のスポーツカー)、その場しのぎの安いバッグと靴や一時的な流行のファッションアイテム、そして自動清掃機能付きのエアコンです。

失敗をお話しすることで、皆さんに「こういうお金の使い方は考えものだぞ」「手を出さない方が良さそうだな」とか、何かしらの気付きを得ていただきたいと思っています。

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情報商材


インターネット上で「副業や投資などで高額収入を得るためのノウハウ、マニュアル」と謳って販売されている情報のことです。

個人が作ったサイトやヤフオクなどで販売されているのを見かけますね。

これ恥ずかしかいんですが私も買ったことあります。

高校3年生か大学に入ったあたりか、それくらいの頃のことでした。高校も大学も自分で授業料を払うためにバイトして、それプラス奨学金を借りていて、実際生活が苦しかったのもありまして、何もしなくても稼げるんだったらいいじゃん!と単純に思ったんですね。

その情報商材の値段が確か5000円くらいで、それがもし何万円もするものだったらね買ってなかったかもしれないんですけど、そこがまた 価格設定の上手なところだなあと今となっては思います。

情報商材の中身としては、支払った後に一通のメールが届きまして、そこに「買ってくれてありがとうございます、私と同じように、あなたもただ販売してお金が支払われたらこのメールと全く同じ文面のメールを送るだけです。私の真似をすれば稼げますよ」と書いてあったんです。

そのメールを見た時に、何やってんだとハッとしました。別に誰かに喜ばれるわけでもないし 、こういうのは長続きしないなと。結局私は自分でその手法を真似することもなくただ 5000円を払って終わったという話です。

あの頃は人生経験がまだ乏しかったとは言え、そういう得体の知れないものにお金を使ってしまって反省しました。最初で最後の経験です。 まあそういうやり方を身近な友達に勧めたりしなくて本当に良かったなと思います。

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輸入車のスポーツカー(高額の衝動買い)


車に限らず、高額商品の衝動買いについてです。皆さんはボーナスもらった勢いでアクセサリーとか高いものを買ったこととかないですか?私の場合は車です。

車を買うことそのものは悪いことではありません。

日常生活に車が必要な人はたくさんいますし、しょっちゅう使う車だからこそ納得できるものを買いたいですよね。

私は車でサーキットを走ることが好きですので、スポーツ走行ではなく街乗り用の車であってもクルッと曲がってピタッと止まる、思い通りにコントロールできる車が欲しいです。

ただ、過去に輸入車を衝動買いしたことがあって、それだけは後悔しています。

その車は床にバケットシートを固定するためのシートレールだったり、車高調(足回りの部品)だったり、私が必要とする部品が市販されていなくて、手に入れるにはオーダーメイドで作るしかないものがほとんどでした。
86のような国産車なら部品は山ほど流通しているんですが、私が衝動買いした車の部品は手に入れるのに苦労するうえに値段も高い。そして、メンテナンスも国産車に比べるとかなりお金がかかりました。このことをよく調べないまま衝動買いしたんです。

ただ街乗りするだけだったら普通に維持できますが、スポーツの道具としてサーキットで使うとなると、お金がかかりすぎるので私には乗り続けられません。ということで2年足らずで売ってしまいました。
高い輸入車のスポーツカーを新車で買って、あまり乗らないまま売ってしまったというもったいない話で、この出来事の教訓は、どんなにいいものでも自分の生活パターンに合わなければ宝の持ち腐れになるということです。
しかも高いものであれば金銭的なダメージもあります。

高いものって、それが素晴らしいものであることは当然です。高いんだから。

でも、素晴らしいものであっても自分に合わないと意味がありません。これも当然ですよね。そんな当たり前のことを忘れず、何か買おうとする時には、自分に必要なものなのか、使いこなせるのかをちゃんと確かめるようになりました。

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その場しのぎの安いバッグと靴、一時的な流行のファッションアイテム

まとめると長く使えないものです。

別の動画で、節約のためにと安いバッグと靴を買って後悔した経験をお話ししました。
私が実際に買って後悔した1,500円のバッグは、ネット通販で評価が高いわりに、届いた最初からなんだかフニャッとしていて自立しないし、10日くらい使ったら持ち手のステッチから糸が飛び出てきちゃったし、送料込みで1,500円だったからまあ仕方ないか〜と思ってしまいました。
同じく1,900円のパンプスも、歩きにくいし、ビニールレザーの独特のテカテカした見た目が気に入らなくて、結局どちらも何ヶ月かしか使いませんでした。
数ヶ月はなんとか使ったものの、その後納得できる物を買い直したので、1,500円のバッグと1,900円のパンプスは典型的な安物買いの銭失いアイテムとなってしまいました。

バッグと靴に限らず、安さだけにつられて買うのではなく、価格と品質のバランスが取れているものを選びたいです。
一時的なトレンド感のために買った服、去年買ったけど、今年はもう古くなっていて着るのが恥ずかしいなというデザインのものも要注意です。
たとえ2,000円の服でも、今年の冬の間に5回しか着る機会がなかったとすると、1回あたりのコストは2,000÷5=400円。
これがもし1年を通じて週2回着られるデザインのものだったとすると、1回あたりのコストは2,000÷(2✕52週)≒19.2円にまで下がります。1回あたり400円と19.2円では20倍以上の差になります。

長い間愛用できるもの、ガンガン使い倒せそうなものを買う方が、1回あたりのコストを低くすることができますが、このことを意識していなかった頃は、出番があまりなさそうな服でも気に入れば買っていました。今では後悔しています。

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自動清掃機能つきのエアコン

これ、まさに今うちにあるエアコンです。
リビングでメインで使っているエアコンですね。

自動でフィルターの掃除ができるエアコンを買ったのはこれで2回目なんですが、次はそういう機能いらないから普通のシンプルなやつにしようと決めています。

理由は3つあって、まずフィルター以外の部分は自力で掃除しなきゃいけないこと。箱型になってるカバーの上の部分とか、吹出口の周辺とかね。結局自分で手入れする必要があります。

2つ目は、エアコンクリーニングを業者さんにお願いする時に、シンプルなエアコンと比べるとかなり高額になるか、断られること。メーカーや機種によっては複雑な作りになっていて、トラブルを避けるために断られるか、引き受けてもらえたとしても2万円アップとかで高くつくんです。
うちの機種は中でも特に割増料金が一番高い、あるいは断られてしまうことが多いものに当てはまっています。
エアコン買う時はそんなこと全く意識してなかったんですけどね。
私は四角くて直線的なデザインの家電が好きで、丸みのない見た目で電気代を節約できそうなエアコンを選んだんですが、まさかクリーニングに困るとは思っていませんでした。

3つ目は、自動清掃機能付きのエアコンは単純に高い!お掃除機能付きだと高いですよね。でも、先ほどお話ししたように結局はフィルター以外は自力で掃除する必要があるんです。

というわけで、私は自動清掃機能付きのエアコンは買って後悔しています。
今は自動清掃で取れたゴミを捨てるところまでやってくれるエアコンとかもありますが、やっぱり高いし、エアコンクリーニングを頼むにも困るので、次は自動清掃機能以外の性能を重視してエアコンを選ぶつもりです。

さて、今回は4つ、倹約家が買って後悔したものとして情報商材、高額の衝動買い(輸入車のスポーツカー)、その場しのぎの安いバッグと靴や一時的な流行のファッションアイテム、そして自動清掃機能付きのエアコンのエピソードをご紹介しました。
他にも、機能が多すぎて使いこなせない家電や、そんなに酷使するわけじゃないのにハイスペックすぎるパソコン、部屋の広さに対して大きすぎる家具などもありました。これまでいろいろ失敗してますよ私。

無駄なく買い物をして、後悔もしないためには、自分の実際の生活パターン、現実的な使い道に合ったものをちゃんと考えて選ぶことが重要です。
こういうのがあったらいいな〜とか妄想はしてもいいんですが、あくまでも妄想や理想と、現実は区別して、本当に必要できちんと使うものを買うということを意識しましょう。
「あったらいいな」「あれがあったらあんな使い方もできるよな〜」「こんなふうにしてもいいな〜」と思うものを、一旦「なくてもいけるかも」と客観的な目線で考え直して、それでもやっぱり必要だ!となったら買う、というくらいでもいいです。
私の失敗談はまぁこんな人もいるんだなと思っていただければいいんですが、大事なお金を守るためには大切な考え方をお話ししましたので、ぜひ頭の片隅に置いておいてください。