無料ブログを卒業して、このブログになってからもうすぐ2年です。
転職、子どもの入学やら新しい習い事やらいろいろありつつも、どうにか週3ペースで更新してきました。
日々の記録を見せるか見せないか
中学時代から日記を書いていて、それをノートからインターネットに変えたのが高校を卒業するくらいの時期でした。それから約20年、頻度にばらつきはあるものの、日々のことを書き続けています。
私の場合、学生時代はバンドやバイクのこと、社会人になってからは車とバンドのこと、そして結婚後はインテリアや家事、仕事、子育てのことを書いてきました。最近は生活や心に刺激を受けたことを記録するのが中心です。
生きていれば、いい時ばかりではないのは当たり前で、負の要素たっぷりのブログを書くこともありました。(たぶんこれからもあるでしょう…)
こんな個人的なことを、わざわざサーバをレンタルしてお金をかけてまでネットに公開する意味はあるのか?と言われると…、「私にとってはそれなりに大事」というのが正直なところです。
生活に必須!というほどではないけど、生活の一部ではあります。
仕事、家事、子育て、趣味、そしてブログ。ブログは趣味のひとつというより、ライフワークになっています。
ブログは「それなりに大事」と思う理由
ノートに書いていた頃の日記は雑多な内容でした。それがインターネットで公開するようになると、やはりだんだん読み手を意識するようになります。
紙の日記の延長線上でネット公開を始めた当初は10代だったこともあって、かなり尖った攻撃的な内容も多かったし、想像力の低さや配慮のなさから人を傷つけてしまうことも多々ありました。ネット接続がダイヤルアップだった時代です。懐かしい。
それから社会人として経験を積み、子育ての傍ら大学院で勉強したりもして、「余計な先入観や劣等感(あるいは優越感)を排除して対話することは大切」「多様な文化、いろんな考え方を理解するのはとても価値のあること」などなど、いろいろと学びました。
ブログに関しても、何でもかんでも公開すればいいというものではないし、他者の考えを理解しつつ自分の立場や意見を明確にして、意図を正しく伝えることを留意するようになりました。
文字や文章を通じた伝え方が変わりました。
そして、対面で相手に直接伝える時の言葉の選び方にも気を付けるようになりました。
私にとってはとても大きな変化です。ブログを書いていなかったら、まだちょっと攻撃的なままだったかも。
他にも
- 記録を継続して残すことで、過去を振り返ることができる
- ブログを見てくださった方から何かしらリアクションをいただけることがある(単純に嬉しい)
- 無料ブログを卒業して約2年経って、副収入を得られるブログに成長した(お小遣い程度ですけどね…)
と、いいことがあります。
そんなわけでブログは「それなりに大事」です。
セレブには縁のないただのサラリーマンだし、華やかな料理を作ることもないけど、これからも普通のことを積み重ねていきます。