いつか利用してみたい家事代行サービス。
共働き家庭や高齢単身者の増加でニーズは高まっているはずなのに、身近なところに利用経験者がいない!?
私は好奇心から家事代行業者を取材および利用したところ、各社の価格やサービス内容、利用条件にさまざまな違いがあって驚きました。
結論から言えば、もっと早く利用しておけばよかった!です。
単身者、高齢者など顧客層は幅広い
ユーザー宅はワンルームから豪邸までさまざまとのこと。
私にとっては、大金持ちだけが利用できるサービス…という印象があった家政婦サービスだけど、意外にも(?)一人暮らしの会社員、高齢者から主婦まで幅広い層のユーザーがいるんだそうです。
- 主婦であっても料理や洗濯が苦手、または大嫌い!
- 部屋はワンルームだけど、仕事が忙しすぎて掃除ができない
- 年齢とともにできないことが増えてきた
- 育児と介護をしていると、自宅の家事をこなす時間がない
などなど。ユーザーそれぞれに事情があるのですね。
苦手な部分やできないことを外注するってことですね
私の場合、出張から帰ってから荷物をすべて片付けるのに3日くらいかかってしまうこともあって。これは早朝から出勤したり、子どもを迎えに行くタイムリミットギリギリまで残業したりの毎日だからなんですが、ホント社畜だなと感じます^ ^; こんな時に、誰か代わりにやってくれたらな~と思います。
留守でもOKなの?スタッフさんは何人来るの?
留守でもサービス可能かどうかは、ユーザーと会社が十分に話し合って、ルールを文書にしたうえで判断するんですって。
- サービス日時とサービスの範囲
- 見られたくないものはあらかじめサービス対象の場所からユーザー自身が撤去すること
- できる限り、サービス開始または完了時のいずれかだけでもユーザーが在宅できないか検討する
- 鍵の受け渡し方法を決めておく
など…決めなければならないことはいくつもあり、お互いの信頼のもとで契約します。よって初回から留守というのは基本的にNGだそうです。※会社によってはサービス提供の条件が「庭の手入れなど屋外作業であっても、サービス申込者が在宅であること」となっています。
私が利用した会社は、「庭の掃除のみ初回でも留守OK、支払いは後日郵送で振込用紙が届く」というところと、「単身女性宅でも男性担当者が1人で訪問する場合あり、支払いはサービス完了後に現金かカードで」というところがありました。
それから、私が取材した大手では、基本的に2人体制で訪問するとのこと。かつ、コンビは頻繁に入れ替えるそうです。
2人コンビなら、お互いの目があるため効率よく動きます。そして、2人組の相方がしょっちゅう交代することによって、担当者が事故・事件(盗難とか)を起こすことを抑止できることが多いんだとか。(ユーザー宅の腕時計なんかを勝手に持ち出すなんてことがないように…と)
この会社では、特に単身の男性宅に女性が1人で訪問することはないそうです。
家事代行を頼んでいるとバレたくない人の場合
一般家庭向けサービスでよくあるのが「こういったサービスを利用していることを近所の人に知られたくない」「社名が入った車で来ないでほしい」というリクエストです。
社名のない無地の車で来てくれるケースや、近隣のコインパーキングに駐車してから徒歩で来てくれるケースがあるので、気軽に相談してみましょう。
私の職場は家事代行業じゃないけど、近所の目を気にする人が多いのはよくわかるし、リクエストには可能な限り応じます。
ただし、要望によって生じた駐車料金などは負担していただきます
コスパはいかに
料金設定については、時間制(1時間いくら)の会社と、場所別(トイレ、お風呂、庭など)の会社とに大別されます。
私としては、時間制よりも場所別に設定されている会社を選びたいです。
なぜなら、場所別だと汚れの程度や広さに応じて事前見積もりが必要なケースがあるものの、作業が早くてもゆっくりでも料金が変わらないからです。時間制だと、担当者によって作業スピードが違う→料金が変わる…という経験があるからです。
ただ、いずれにしても、【タスカジ】 のような格安サービスやエアコンクリーニングなどが普及して価格競争もあるため、少しずつ利用しやすい料金になってきていると感じます。
働く母としては病児・病後も対応可の【ピックシッター】のようなサービスも魅力的ですね。
コスパに関しては、低価格化が進むなか、苦手な家事やできない家事を外注することでストレスがなくなり、そのうえ時間や気持ちにゆとりを持てるとしたらアリじゃないでしょうか。
私自身は「お金で時間を買う」という感覚の他に、満足できる仕上がり=品質が伴っていれば十分満足です。
生活手帖の家事マッチングサービスなんかで気軽にチェックしてもよしですね。