車の維持費を節約する方法 同じメンテナンス費でも寿命に差が出る

先日、オイル交換のためにかなり久々に自動車ディーラーに行きました。というのも、日頃はオイル交換などの作業は自宅で行っていて、ディーラーに行く用があまりないんです。

純正部品を買う時なんかにディーラーに行く程度です。

そういえば連休は遠出するけど、点検はしておいたほうがいいのかな?

↑いいに決まってます~。遠出の予定があってもなくても点検はしましょう。車は人の命に関わる乗り物ですから。

今回は車にかかるコストについて書きます。

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車は定期的に点検を!

オイルやワイパーの交換のためディーラーやカー用品店に行くと、点検をオススメされませんか? 新車登録後の1ヶ月点検、12ヶ月法定点検、車検などの他にも、 こまめに点検を受けておくとヨイですよ。

  • タイヤの溝がちゃんと残っているか
  • タイヤの適正な空気圧
  • ブレーキパッドやブレーキフルード(ブレーキオイル)の減り
  • 灯火類がちゃんと作動するか
  • ワイパーのゴム、ウォッシャー液残量は適切か
  • エンジンオイルの残量・汚れ
  • バッテリー電圧

などなど…

ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドの多くで無料点検を実施しています。車に詳しい人もそうでない人も、遠慮なく依頼しましょう!

無料点検をきっかけにいろいろなサービスのセールストークが展開されて、何か買わされるのでは…なんて警戒をするよりも、安全第一でいきましょう。自分で点検できない人はなおさらプロに見てもらいましょうね。

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こまめなメンテナンスによる節約効果

メンテナンス費50万円を車検時にまとめて使うのとこまめに使うのとではどちらがいいか

さてここで問題です

仮に、車のメンテナンス費として50万円の予算があるとします。

乗っているうちに傷んだ箇所の修理を「車検時にまとめて50万円かけて行う」(車検費用とは別)のと、「不具合が見つかったらその都度ケアして累積50万円使う」のとでは、どちらがお得でしょうか?

よくわかんないけど、車検時にまとめてやった方が得?買い物もまとめ買いだと安くなるし!

…と思いきや、こまめにメンテナンスしたほうがいいんです。

例えば、ブレーキパッドがすり減っているとします。

仕事も忙しいし、車検までこのままにしておこう…

こんな感じで車検まで放置して乗り続けるとします。

すると、摩耗したブレーキパッドはいずれ摩擦材がなくなり、金属の部材がむき出しになって、ブレーキディスク(ローター)を傷つけます

そして、もっと症状が進行すると、ブレーキペダルを踏んだ時にパッドを押すピストンが飛び出し、ブレーキフルード(ブレーキオイル)が漏れてしまいます。

ブレーキフルードは塗装を傷める性質があるため、フルードが付着した部分の塗装が割れたりします。

ブレーキパッドの交換時期に対処すれば最低限の支出で済んだのに、ブレーキ回りと塗装の修理費がかかることになってしまうというパターンです。ケアをサボると後で痛い目を見ます。50万円なんてあっという間です。

でもそういうのって極端な例じゃないのか?

↑極端…ですかね。でもブレーキが利かないって、本当に危険ですよ。車の「走る・曲がる・止まる」の性能の1つを失っているんですから。

メンテナンスは面倒でもこまめに行えば、不具合を早期のうちに発見することができます。その都度対処すれば、支出は最低限で済むうえ、車の寿命を延ばすことだってできるんです。

ただ、似たような箇所で複数の修理をする時、同じ部品を何度も脱着するとそのたびに費用がかかるので、そんな時はまとめて作業してもらいましょう。

結論:安全はすべてに優先する

無料点検ってなんだかお願いしづらい?でも安全はすべてに優先します。公道を走る以上、危険があってはならないのです。

ディーラーは無料点検を実施しても儲けにならないのでは…と思いますが、

  • 顧客がメーカーやディーラーに親近感を持ってくれる
  • 顧客との心理的な距離を縮める
  • メーカーによっては、点検実施でディーラーに手当を支給するケースがある
  • リコールの改修漏れを減らすことができる

等、ディーラーにとってもいいことがあります。

なので遠慮なく依頼しましょう。きっと安全と節約につながります。

全開
全開

連休前に行った時は、ディーラーが混雑していました。遠出する前に手入れしたい人が多いのかもれません。ネットで予約できるディーラーも多いので、行ってみてくださいね。

私は空調が効いた店内でお茶をいただいて、久々のディーラーがありがたく感じました。

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