同業社の中でも業務量がかなり多いことで有名な職場にいた頃、時短勤務なのに仕事量は減らしてもらえず、子どもの運動会を見に行くこともできず、24時間いつでもトラブル対応依頼の電話がかかってきて、休日に0歳の子どもを抱っこしながら職場に駆け付けることもあったりして、心身のバランスを崩した経験があります。
が、何度か転職をし、ここ数年はほとんど残業をしていません。だんだん定時上がりが許容される世の中になってきた(?)というのもあるけれど、自分自身がもう無理しないと決めているから。
私が毎日定時で帰るためにやっていることを書きます。
善良なる社員であること、良好な勤務態度を心がける
自分自身を正しく評価してもらうために、仕事への姿勢に関して私が気を付けていることは
- 電話応対は丁寧に(どんな相手にも、たとえ間違い電話にも手を抜かず受け答えする)
- 来客への対応を誰よりもきちんとする(郵便や宅配の配達にもしっかり挨拶)
- 誰にでも同じ態度で接する(あなたのことを大切にしているよ!という気持ちで)
- いつでも「簡単」「楽」よりも「最善」の選択をする
- 身だしなみは清潔感重視で(オシャレと身だしなみは違う)
- 勤務中の私語やスマホは慎む(当然だけどできていない人は多い!)
- 仕事を早く終わらせる工夫をする
- 多くの人に感謝を伝える
などなど。要はお手本のような人物を演じる…いや、みんながお手本にしたくなるような人物になってみせるのです(-_-) (たとえ現実的ではないとしても、気持ちはそのくらいの勢いでね)
一生懸命やる姿勢は大切だし、頑張る姿を見せていれば周囲の人にも受け入れてもらいやすいでしょう。難しいことは避け、いつもテキトーな仕事しかしない人は誰からも信用を得られないもんね。
周囲への手助け、協力は積極的にする
私の目的は自分をよく見せること、自分だけが高く評価されることではありません。みんなで楽に効率よく仕事したい!というのが最重要です。
具体的には
- みんながスムーズに仕事を進められるような工夫(仕組みの改善)を考え、実行する
- 周囲の意見や困っていることを把握しておく
- 協力は積極的にする!
- 自分が多忙でも、困っている人がいたら見て見ぬふりをしない(自分が助けてあげられない場合は、他の人を呼ぶ)
人を巻き込む力、職場の生産性、いずれもアップさせて損はありません。
みんなが楽に仕事できて、全体の残業も減ったらもっといいし、自分だけ早く帰るうしろめたさも低減できます。
毎日1秒でも早く帰る
私は必ず毎日定時で帰っています!これで「残業しない(できない?)人なんだな」という印象を周囲の人に植え付けるのです!
「お先に失礼します」と言って席を立ったら猛ダッシュ!←私はリアルに毎日やってます。光の速さで帰るぜ!!!
ただし、定時になるまでは片付けや帰る準備はしません。定時まではちゃんと業務に向き合っています。これはさっき書いた勤務態度の話にも通じるところで、私の職場は1日の就業時間を8:30~17:15と規定していて、その時間内にきちんと働いた人に給与が支払われることになっているのでそうしています。
1つのプロジェクトごとに報酬が支払われるとか、フレックス制とかだと話は変わるけれど、一般的な日本企業と同様に給与計算の単位が業務量や仕事の質ではなく「時間」とされているので、あくまでも就業時間内はみっちり働きます。
ちなみに私はKY上司から帰り際に仕事を振られた時などは「明日の〇時頃まででしたらできそうですが、いかがでしょうか」と言っています。それがどうしても今じゃないとできないことだったら仕方ないけれど、その場合は上司には「今やらないといけないことが判明したのはいつですか?」とちゃんと聞きます(-_-)
「自分にしかできない仕事」について
「自分にしかできない作業」はどんな職場からもなくしていくべき(誰がやっても一定のクオリティで作業が進むような状況にしておくべき)だけど、実際は他の人にはできないこと、分からないこともありますよね。
センスが必要なことだったり、経験がある人でなければ難しい判断だったり。
私は、自分にしか対応できないことだけは残業になっても喜んでやります。自分が必要とされているのはとても嬉しいことだし、応えたい。
んで、最終的に「普段は定時上がりするけど、どうしても必要な時はきっちり最後まで対応してくれる人」という人物像が完成します。ただのイメージじゃなくて実際にそういう人なんだから問題なし。
自分のできる範囲の工夫で働きやすい環境を作るべし!