20代、頭金ゼロ、親からの資金援助ゼロのフルローンで注文住宅を建てた話　その4

結婚前に建築を決意した経緯、建売ではなく注文住宅にした理由、住宅ローンのこと…

前回までの記事　

20代、頭金ゼロ、親からの資金援助ゼロのフルローンで注文住宅を建てた話　その1

20代、頭金ゼロ、親からの資金援助ゼロのフルローンで注文住宅を建てた話　その2

20代、頭金ゼロ、親からの資金援助ゼロのフルローンで注文住宅を建てた話　その3

今回はお金の話です。

土地を決めてからの流れ

賃貸の戸建て、建売住宅も検討したうえで、注文住宅を建てることを選択した私達。

当時はまだ結婚しておらず、同棲中でした。私25歳、夫23歳。

不動産会社からの連絡

まずは不動産会社の事務所に出向きました。そして

• 土地に関する説明(土地の概要、建築条件について)
• 後日、ハウスメーカーと工務店を紹介すること
• 住宅ローンの事前審査(仮審査)の説明

といった話がありました。

ハウスメーカーの事務所に行く

後日、不動産会社の部長さんと一緒にハウスメーカーを訪問しました。そこでは

• ハウスメーカーと建築プランの紹介
• プランごとに価格が異なるので、よく考えて！
• 住宅ローンの仮審査の書類提出(私から不動産会社へ)

というお話。

仮審査に通過したら、いよいよ家づくりを具体的に進めて、詳細を決定したら建築開始→完成したら引き渡しと同時に融資実行→入居してローン返済開始、ってな流れです。(大まかすぎ？)

さて、私達の場合は、私達ならではのハードルがあったのでその話を書きます。

第一関門:まだ結婚してないじゃん！→住宅ローン無理

で、ここで問題となったのが、私達がまだ結婚していないということです。

↑ここは突っ込まれました。

そりゃそうか。ただの交際中のカップルなのに、家を買おうなんて。。。

私達は結婚後も共働きの予定で、夫婦共有名義のローンを想定していましたが、婚姻関係を証明できなければ共有名義での住宅ローンは組めないのです。少なくとも、融資実行(=住宅の引き渡しと同時にローン借り入れ)までに結婚していなければダメです。

また、夫がまだ23歳で、勤続年数も短く、単独名義では住宅ローンを組めないので、私の収入を合算することが必要でした。

第二関門:まだ23歳じゃん！→住宅ローンほぼ無理

さっきも、夫が23歳で勤続年数が短いことは書きましたが…、25歳の私の収入を合算しても、ほぼ全ての銀行から事前審査の段階で断られましたね。

二人とも勤続年数が短いこと、二人の収入(合算しても820万円)、それから私の奨学金未返還残高も影響したかも。。。

結果、地元の小さな銀行1行だけ、事前審査を通過しました。

ちなみにこの銀行、住宅ローンを機に口座を開設しますが、数年後には固定金利が大幅にアップしたため、ローンは借り換えました。あの時に融資してくれなかったら家を買うことはできなかったので、恩は感じているけれど…背に腹は代えられないよね。

第三関門:頭金ゼロで資金援助もゼロかよ！

頭金を出して借入額を下げれば、ローン審査に通る銀行が他にも出てくるかもしれない。不動産会社からそう言われました。

そもそも賃貸マンションからどこかへ引っ越すことしか考えていなかったから、まさか家を建てるための頭金なんて用意していませんでした。

それに、引っ越し以前に結婚式の予定があり、そのための貯金で精一杯でした。手付金50万円を払うのもやっとでした。。。

 

うちの場合、次のような事情で、親からの資金援助を断っています。

↑というわけで、結婚資金も住宅資金も、全部2人の収入から支払うことにしています。

(ちなみに私の実家はド貧民なので、援助をもらうどころか私から仕送りするレベルです)

そもそも家を建てるなんて思ってなかったし、結婚式の準備しかしていなかったから頭金ゼロ。かつ、親からの援助もゼロ。ってなわけです。

このまま住宅ローンは事前審査に通った唯一の銀行に申し込むことになります。

つづく。