結婚前に建築を決意した経緯、建売ではなく注文住宅にした理由、住宅ローンのこと…
前回までの記事
20代、頭金ゼロ、親からの資金援助ゼロのフルローンで注文住宅を建てた話 その1
20代、頭金ゼロ、親からの資金援助ゼロのフルローンで注文住宅を建てた話 その2
20代、頭金ゼロ、親からの資金援助ゼロのフルローンで注文住宅を建てた話 その3
20代、頭金ゼロ、親からの資金援助ゼロのフルローンで注文住宅を建てた話 その4
ローン審査に通った唯一の銀行のおかげで家を建てることができた私達。
今回は、10年以上が経過した今になって思うことを書きます。
住宅ローン借り換えのこと
前回までの記事では、夫23歳、私25歳の時に頭金ゼロのフルローンで家を建てた話を書きました。
住宅ローンは勤続年数の短さが影響して、地元の小さな銀行1行しか審査が通らず、そこで申し込みました。
選択肢が1行しかない中でも、当初3年+1回目の更新時は優遇金利を適用するという条件は私たちにも適用されました。
それから時が過ぎ…当初3年、その後5年間の金利優遇期間を経て、ローン借り換えを実行しました!
きっかけは雑誌だった
ある時、銀行から「住宅ローン金利の更新のお知らせ」が届いたのと同じタイミングで、雑誌(日経Womanだったと思う)にローン借り換えの目安として、次のようなことが紹介されていました。
- 借り換え後の金利が、現在の金利から1% 以上安くなること
- ローン残高が1,000万円以上あること
- ローン期間が10年以上残っていること
おぉぉ。全部当てはまる
そこで、ひとまず新生銀行の借り換えメリットシミュレーションのページで試算。
なんと、金利差が大きく、総返済額に数百万円もの差が出ることがわかりました。
面倒だったけど実行~!
うちは夫婦共有名義の住宅に対し、二人で住宅ローンを組んでいます。なので、借り換えの手続きも二人分、手数料も二人分発生します。
書類の準備は正直すごく面倒だし、最初の借入先の銀行と、借り換え先の銀行の両方に何度も足を運ぶには仕事を休まなければなりません。
最初の銀行は、ローン申し込みは日曜日でもOKだったのに、銀行にとって不利な解約関係の手続きは銀行が指定する日に行かないとダメだった…
もちろん借り換え先の銀行でもローン審査は行われます。
が、家を建てた時とは違って勤続年数は長くなり、年収も上がっていたので、今度はあっさりOKが出ました。
600万円の節約になった
借り換えの時、ついでに少し繰り上げ返済をしたこともあり、総返済額にして600万円の節約となりました。
手続きは面倒だけど、実行して本当によかったです。
また、借り換え前だと繰り上げ返済に手数料がかかるから一度もしたことがなかったけれど、今の銀行は繰り上げ手数料ゼロ、しかも1円から繰り上げ返済ができるので、こまめに返して返済期間を短縮できています。
住宅購入は計画的に
我が家は計画性ゼロ、頭金ゼロ、親からの資金援助ゼロのフルローンでした。
今思えば、賃貸マンションの管理会社が信用できないなら、一旦別の賃貸に引っ越して、じっくり資金を蓄えてから戸建てを購入してもよかったかも…という気はします。
20代前半で、正直背伸びした感はありました。
でも、早期に持ち家を手に入れる=早く住宅ローン完済できる(予定)。それに、理想的な土地がなかなか見つからないことがわかっていたからこそ、巡り会った時に買っておいてよかった、とも思っています。
現在は満足していますが、お金の面で苦労しないためにも、大きな買い物は計画的にできるに越したことはないでしょうね^ ^;
持ち家のリスクについて
賃貸とは違って、持ち家だと好きなように住めるメリットがあります。
その反面、長期間のローンを抱えることになるリスクもあります。
住宅ローンを完済した時の日本の状況は誰にもわかりません。
築10年が過ぎると同時に結婚10年も過ぎた今、もし私がまだ賃貸で暮らしていたとしたら…
家は買わないかも
あぁ言っちゃった。。。
いや、今の家に満足はしていますよw
でも、それは近所の人に恵まれ、住宅ローンも順調に返しているから。
今の時点で、知らない土地にこれから初めて家を建てる…と想像すると、ちょっと怖いものがありますね。
「持ち家はリスクでしかない」と言う人も増えているし。←ホリエモンとか
ってなわけで、我が家の購入ストーリーと、今になって思うことでした~。
持ち家だと、ご近所トラブルがあっても簡単に引っ越せないよ。
家族構成が変わっても間取りはすぐに変えられないし。
よく考えてね!