第一子の育休中にインテリアや収納に目覚め、シンプルモダンなモノトーンインテリアを目指して9年目。
必要なもの・不必要なものを分別して断捨離をするうちにミニマリスト化していきましたが、私はそれとは反対に「増やす」活動もしていました。
後悔のない人生のために、2回の育休の間に私がやったことを紹介します。
資格を増やす?
ずっとフルタイムで働いていた人がいきなり毎日休みになると、わりと暇なんですよね。
もちろん赤ちゃんのお世話は大変だし、慣れないうちは自信もなくて緊張の連続だけど、ずっと家にいると「時間がもったいない」と感じてしまって。
大型二輪免許を取りました
学生時代に普通自動車と普通二輪の免許は取得済みで、当時からいつか大型も…と思っていました。
普通二輪免許では400ccまでのバイクに乗れるけれど、国内ではその大きさが中途半端になっていて、私が興味を持つバイクは600cc以上が多くなっていた…という事情もありました。
託児サービスがある教習所に通いましたよ
教習所内に託児室があったので迷わず利用!
私の地域は車社会で、都会から転入してきた人が車の必要性を感じて免許を取るケースもあるので、託児所併設の教習所が存在するわけです。
ただ0歳児を預けて大型二輪の免許を取ろうとするのは私しかいなかったけど^ ^; でもあの時、平日に時間があるうちにやっておいてよかったです。働きながらだとなかなか難しいからね。(夫は働きながら教習に通ったけれど、土日は予約を取りにくいし、仕事の調整も必要だったからトントン拍子には進みませんでした)
免許取得後、「やっぱりデカいバイクは重いな…」と思って結局250ccのバイクを買ったんだけど(汗)、将来大きいバイクに乗りたくなった時に選択肢に制限がないというのは素晴らしいことです。
資格を増やす=選択肢を増やすってことですね。
学歴を増やす
第二子出産前の学歴は四年制大学卒業でした。
義務教育までは学校の勉強は嫌いだったけど、高校からは奨学金とバイト代で授業料を払ったせいか、それなりに勉強するようになりました。
勉強嫌いというよりも、やり方が分からなかっただけかもしれません。自分の学習スタイルを身につけてからは、自ら積極的に学ぶようになり、勉強が楽しくなりました。
海外の大学院に入りました
そして育休中に大学院へ。私が欲しかったのは学歴ではなく教養です。
国内には、一度も通学せずに完全に通信教育のみで卒業できる大学院は存在しない(2017年当時)けれど、海外にはオンラインで博士号まで取れる大学がいくつもあります。
日本の大学院は特殊で、研究の質だけでなく教授との人間関係がなぜか重視される…だから通学して教授に会うことが求められるみたい(教授的には、顔も見たことがない学生に修士号や博士号は与えられないよ、ってところかな)
私は海外の大学の修士課程にチャレンジしました。通学不要ってのが嬉しい。
日本人が英語を学ぶことのメリットにも書いたけれど、インターネット上の情報は英語がものすごく多くて、英語ができればそれだけで学びのステップアップのハードルも下がります。
ちなみに日本やイギリスの大学院は学士課程で学んだことが前提になっているけど、アメリカの大学院は専攻を変えることができます
これも、将来の選択肢を広げることにつながりますね。
教養を増やす
日本人に足りないのはリベラルアーツ。これは「一般教養」とも言われるけれど、「自由になるための学問」、つまり宗教や人種の問題、数学や化学、語学も含めて様々な教養を身につけることで、自分の頭で多面的(自由)な考え方ができるようになる、って感じですかね。特に哲学や倫理学は日本人に不足してそうです。
オンライン講座を受講しました
育休中にリアル学校に通学するのは不可能なので、オンラインで受講できる講座をいくつか受けました。怪しげなオンラインサロンじゃないよ(・∀・)
世界中の一流大学・一流企業(スタンフォード大やGoogleなど)がリーズナブルな価格でプログラムを提供しているCourseraや、無料講座が充実していて日本語で学べるGaccoなど、ひと昔前では考えられなかったような素晴らしいシステムがあります。
Courseraを通じて、教養だけでなく海外の友人が増えました。Peer Reviewと言って、プログラムで出される課題(宿題みたいなの)は受講者同士が相互評価するんですが、同時期の受講者同士はPeer Reviewやヘルプページでコメントを送り合うことが多く、普通の学校みたいにコミュニケーションできます。アフリカの肝っ玉母さんやアラブの弁護士など、いろんな立場の人と交流できて刺激的でした。
https://www.coursera.org/
https://gacco.org/index.html
たくさん本を読みました
文学やエッセイ、ビジネス書、雑誌にレシピ本…興味があるものは読みまくりました。
もともと読書は好きなので、読書の時間を長く持てるのは嬉しかったですね。
世界で起きていること、たとえばトランプ政権が主張する「アメリカ・ファースト」は、トランプ氏がいきなり言い出したことではなく、アメリカの考え方がそもそもそうだったことを知ったり、AIが人間を超える日は来ないであろうと予想されていることを知ったり…、収穫がたくさんありました。
ちなみに100のやりたいことリストを書き出そう【効果あり】2020年版に「年間52冊以上の本を読む」と書いていて、働いていても週1冊以上は読みたいと考えています。
あと、育休中に初めて美術館に行きました!
芸術は心の栄養になりますね
身の回りに好きなものを増やす
断捨離は好きだけど、捨てたものって「買ったのに愛せなかったもの」がほとんどだったことに気付きました。
ゆっくり考える時間があると「そんな買い方でいいのか?」とか自問自答しちゃったりして。。。
理想的なモノを買いました
私の場合はステンレスのフライパンや家電などでしたが、質感、デザイン、機能にこだわって「使い続けたい」と思えるものだけを買うことにしました。
気に入ったものを揃えれば、気分よく過ごせるようになるし、面倒なことでもやる気が出やすくなります。
欲しいものを必要な時に買えるように、仕事を頑張ろう…とも思えるしね
まとめ:時間は有限にして平等 有意義な育休を
時間だけは誰にでも同じように流れますよね。
どんな過ごし方をしても、同じだけ過ぎ去っていきます。
私はせっかちだし、もともと「死ぬまでにやりたいことを全部やりたい」とか思っているので、2回の育休の間に普段できないことをやってみようとしました。
もちろん子どもと一緒に昼寝したり、時間を気にせず絵本を読んだり、休業中ならではののんびりした過ごし方もたくさんあります。
いずれにしても、後悔のない有意義な育休を過ごして、パワーをチャージできるといいですね^ ^
https://mainichizenkai.com/suterarenai3/
https://mainichizenkai.com/stainlesspan/