がら~んとしたミニマリストの家の中・・・モノを増やさずに暮らす人は、何を趣味とし、何を心の拠り所としているのだろう?と気になります。
私は効率重視の考えのもとで無駄を排除するという面ではミニマリスト思考である一方、趣味はたくさん。
あなたはどうですか?
車を複数台所有するミニマリスト
我が家では車を複数台所有しています。
その理由は
- スポーツ(サーキット走行)で使う車と街乗り用の車を使い分けている
- 私と夫はスポーツ走行の種目が違うので各自で所有している
- 走るサーキットに応じて車を使い分けている
です。
我が家では、車=スポーツの道具です
サーキットで走る車はエアコンもオーディオも取り外しているので、街乗り(子どもの送迎や通勤)のための車は別途用意しています。そもそもスポーツ目的の車両は車検に通らないから、ナンバーが付いていない=公道を走れないというケースも走り屋の世界ではあるある。
そして、私と夫は種目が違うので、夫婦で1台の車を共有するわけにはいきません。例えば夫がフィギュアスケート、妻がスピードスケートをやっているとしたら、夫婦で同じスケート靴を使うのは不可能ですよね。それと同じ。
あとは、ミニサーキットと鈴鹿のような大きいサーキットでは、適した車のセッティングが異なります。ミニサーキットなら軽くてクルクル曲がる車が楽しいし、大きいサーキットだと高出力でブレーキもがっつり止まるものでないと厳しい。というわけで、走る場所に適した車を使い分けるんです。これも適材適所?
で、サーキットで走るとメンテナンスの頻度も高く、消耗品やパーツが家に大量にあります。
2階の一室がすべて車のパーツで埋まっています…
マフラーやボンネットといった大物、エンジンやクラッチの中身などの重量物、あとはネジなどの消耗品。。。バイクを手放したからずいぶん減ったものの、まだまだいろんなモノを所有しています。
でもね、これスポーツなの。スポーツの道具なんですw
スポーツでリフレッシュするとともに、集中力や判断力を養っています。
ちなみにスポーツ走行は、山道のドライブを激しくした程度のイメージをする人が多いけど、それは違います…
一般人がサーキットを走ったら、体力も集中力も1周も持たないでしょう
バンドマンはCDもいっぱい持ってる
昔からバンドをやっていて、ハードロックやヘヴィメタルが好きなのでCDはたくさんあります。かなり減らしてもまだ多い。
音楽を表現する側の1人としては、CDはジャケットや帯も含めてひとつの作品だと認識しているので、「ディスク以外を捨てる」「データ化する」といったことはしたくないんです。。。
廃盤になったものや輸入盤なんかは、手放したらもう買えないしねぇ。好きな音楽を聴きたい時に聴くのは幸せです。
ちなみにミニマリストには幸いなことに(?)、バンドでのパートはヴォーカルなので、手持ちの機材は少なめ。ギターとアンプくらいはあるけど、その程度です。
本は栄養満点
本はほとんど図書館で借りて読むようになったけれど、気に入ったものはときどき買います。
ネットで得られる情報とは質も量も異なるし、紙をめくって読む行為が好きです。
本は心の栄養そのもので、自分にさまざまな影響を与えてくれます。
子どもの頃に好きだった本を子どもに紹介したら、読んだ感想が返ってくるのが楽しいこの頃
ミニマリストだけど「極限」ではなかった
ミニマリストというと本当に最低限のモノだけで生活する仙人みたいなイメージを持つかもしれないけれど、みんながそうというわけではないし、逆にそういう人はごく一部では…と考えています。
極限のミニマリスト生活をしているのは、独身の人が多いような。
我が家は極限どころか、ミニマリスト的思考を関与させない領域があるのでした。
極限のミニマリストから見れば無駄だらけ(特に車)だけど、それが私にとっては心の栄養になっている、という話でした~。