事実婚の子　私の実家がド貧乏だった理由

事実婚、無年金の気ままな両親のもとに４人兄弟の末っ子として誕生した私は、ずっとド貧乏な状況を見ながら暮らしています。自分が結婚してからも、毒母からお金を貸してほしいと言われます。

父について

自営業で無年金、無保険。イケメンなので超モテる。

昔の妻が浮気相手と失踪した後、何年か経ってから「妊娠した胎児があなたの子ではないことを表明してほしい」と手紙が届き、調停を行った経験あり。そのあたりから保険証を持っていないっぽい。

最後の妻(私の母)とは再婚せず、内縁関係のまま約35年生活した。(60歳で脳出血により急逝)

25歳の時に私の姉、32歳の時に私が誕生。

私が誕生した時、「アパートが手狭になった」という表向きの理由で、最後の妻の連れ子(当時15歳)を残して妻・姉・私とともに近くのマンションへ転居。実際は連れ子が気難しい性格なうえに自堕落な生活態度であったため継父との折り合いが悪く、連れ子側から別居を望んだらしい。

私としては、父は当時まだ珍しかった育メンで、働き者だし料理が得意だし、よき父親だったと感謝しているけれど、連れ子(兄)との関係はあまり良くはなかった記憶がある。兄のことは気に掛けたり心配したりしていたけど、兄はありがたいと思うどころかウザがっていた模様。

父より７歳上。東大卒の父(私の祖父)と日本舞踊師範の母(私の祖母)を持ち、裕福な家庭に生まれる。

が、自宅が放火されたり、父の病気や離縁などいろんなことがあって、11歳で都会へ働きに出ることに。

全開

祖父52歳の時に母が産まれたんだけど、病気がちだったらしい。

祖母は「戦死した」と聞かされていた元夫が生きて帰ってきたので、元の家に戻っていったそうな。

そんなこんなで、母は病気の親と妹・弟を養うために子どもの時から働かないといけなかった。

教育をまともに受けられないまま大人になって、結婚・離婚を経験した。長男は跡継ぎとして元夫が、次男は母が引き取った。←次男＝連れ子＝私の兄です。

過酷な人生だったものの、お嬢様育ちでのんびり楽天的。危機感を持ったことがなく、常に「なんとかなる(誰かがどうにかしてくれる)}と思っている。

心臓や腎臓などが弱くて激しい運動はできないし、体力がないからダラダラしているように見える。いや、実際ダラダラしてるし好きなだけ寝てる。そして太っている。無年金だけど、持病があるから健康保険には加入している。

一家の財布を預かっているのに家計のコントロールが苦手で、父のことを安月給だと思い込んでいる。

実家がド貧乏だった理由は、いくつか思い当たることがあります。

兄のアパート代と、他の家族のアパート代とで二重に家賃を支払っていた
父が大酒飲み
父が料理好きで、食材の品質にわりとこだわる
母が家計コントロールをうまくできない
母が持病のせいでバイト程度にしか働けない
私は産まれる時に余命宣告をされており、「いつ死んでも後悔しないようにたくさん遊ぼう」と父が私をいろんなところに連れてってくれた(豪華な旅行なんかしなくてもガソリン代はかかるよね)

父が酒飲みで、家族で出かけることが多くて…という家庭はよくあるけれど、フルタイム共働きじゃないのに家賃を二重に支払っている…ってのはあまりなさそう。まぁでもそういう生活様式を選択したのは両親です。